無登録FX投資勧誘で有罪 1220億円集金と検察指摘

AI要約

金融商品取引法違反罪で起訴された斎藤篤史被告に執行猶予付きの有罪判決が下された。

斎藤篤史被告は外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘し、約1220億円を集めたとされる。

斎藤篤史被告はシンガポールに設立した会社を通じてSNSなどを利用し、投資運用業者との契約を仲介したとして起訴された。

 投資助言会社の最高経営責任者(CEO)の立場で、国に登録せず外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘したとして、金融商品取引法違反罪に問われた斎藤篤史被告(45)に、福岡地裁(武田夕子裁判官)は16日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。求刑は懲役3年、罰金500万円だった。検察側は、投資助言会社が約2万2千人から約1220億円を集めたと指摘していた。

 起訴状によると、シンガポールに設立した会社「スカイプレミアムインターナショナル」の幹部らと共謀し、2019年12月~21年6月、SNSのアプリなどを使い、6人に対し、投資運用業者との契約を仲介したとしている。