「数年で金持ちの市に」金正恩総書記が養殖場視察

AI要約

金正恩総書記が養殖場の建設地を視察し、経済力の弱い地域の発展を支援する姿勢を示している。

新浦市にある養殖場ではホタテと昆布の養殖が行われ、金総書記が事業所の建設を軍に委任したと報じられている。

今後は他地域にも同様の拠点を設立し、地方経済の振興を図る方針を打ち出している。

「数年で金持ちの市に」金正恩総書記が養殖場視察

北朝鮮メディアは金正恩総書記が養殖場の建設地を視察したと伝えました。

16日付の朝鮮労働党の機関紙は金総書記が15日、東部の咸鏡南道・新浦市にある養殖場の建設地を視察する様子を伝えています。

「ホタテと昆布の養殖をしっかり行えば経済力の弱い新浦市が3、4年後には『金持ちの市』になれる」と述べ事業所の建設を軍に委任したということです。

関係者との協議や試験的に行われている貝の養殖状況の確認も行い、こうした拠点を全国に拡大する方針も示したとしています。

金総書記は先週には北東部のリゾート開発地を視察するなど、地方の経済発展に取り組む姿勢をアピールしています。