【速報】トランプ氏「機密文書持ち出し」の起訴を棄却 フロリダ州の連邦地裁

AI要約

フロリダの連邦地裁は、トランプ前大統領が政府の機密文書を所持していた事件で検察側の起訴を棄却した。

特別検察官が正式に指名されずに捜査が進められたため、検察側の任命が憲法違反だと判断された。

判決は過去の特別検察官の任命に疑問を投げかけるもので、争いが広がる可能性がある。

アメリカのトランプ前大統領が政府の機密文書を違法に所持していた事件で、フロリダの連邦地裁は特別検察官の任命は憲法に違反しているとして、検察側の起訴を棄却しました。

アメリカメディアによりますと、フロリダ州の連邦地裁は15日、アメリカのトランプ前大統領が政府の機密文書を違法に所持していた事件で、検察側の起訴を棄却しました。

事件を捜査したスミス特別検察官が大統領に指名されておらず、議会上院でも承認されていないため、司法省による特別検察官への任命が憲法違反だと判断したとしています。

ニューヨーク・タイムズは「驚くべき判決だ」としたうえで、これまでの特別検察官の任命の合法性を支持してきた過去の判決に真っ向から反すると指摘しています。