女性42人殺害を自供、切断遺体事件の容疑者 ケニア

AI要約

ケニアのナイロビで切断遺体が発見され、連続殺人容疑者2人が逮捕された。最重要容疑者は42人の女性を殺害したと自供。

ナイロビ南部のスラム地区の廃棄物処分場で9人の遺体が見つかり、警察は15日に検視を行う。14日時点では8人が女性だった。

警察は男性1人を逮捕し、女性1人の遺体を持っていた2人目の容疑者も逮捕。自供によれば、男性は42人の女性を殺害し、遺体を処分した。

女性42人殺害を自供、切断遺体事件の容疑者 ケニア

【AFP=時事】ケニアの警察は15日、首都ナイロビの廃棄物処分場で9人の切断遺体が発見された事件で、「連続殺人」の容疑者2人を逮捕したと発表した。最重要容疑者の男は、女性42人を殺害したと自供しているという。

 ナイロビ南部のスラム地区、ムクル(Mukuru)にある廃棄物処分場では12日以降、切断された遺体がプラスチック製の袋に入った状態で次々と発見され、ケニア中を恐怖に陥れている。

 警察幹部によると、これまでに9人の遺体が発見されており、15日に検視が行われる。14日時点では、見つかった8人の遺体はすべて女性だった。

 警察は15日午前3時(日本時間同午前9時)頃、処分場近くにあるバーで最重要容疑者の男(33)を逮捕した。捜査関係者によると、男は「誘い出して殺害した女性42人の遺体をごみ捨て場で処分した」と自供している。

 警察は、被害者1人の携帯電話を持っていた2人目の容疑者も逮捕したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News