「ようやく実感」、トランプ氏が銃撃振り返る 団結の好機とも

AI要約

トランプ前大統領は、ペンシルベニア州での集会での銃撃を受け、実感が湧いてきたと振り返った。

彼は事件を通じて全米や全世界を結ぶチャンスであると述べ、演説の内容も変わるだろうと語った。

その後、トランプ氏は国の団結を望んでいる一方、人々の分裂状況について懸念を示している。

「ようやく実感」、トランプ氏が銃撃振り返る 団結の好機とも

Tim Reid Gram Slattery Helen Coster

[ミルウォーキー 15日 ロイター] - トランプ前米大統領は、ペンシルベニア州で13日開かれた集会で銃撃を受けたことについて「ようやく実感が湧いてきた」と振り返った。

共和党全国大会が開催されるウィスコンシン州ミルウォーキーに向かう機内で14日、保守系のニュースメディア「ワシントン・エグザミナー」とのインタビューに応じた。「私が群衆から目をそらすことはめったにない。あの瞬間、そうしなかったら、私が今日、こうして話をすることはなかった」とした。

「これは全米、いや全世界を一つにするチャンスだ。(共和党全国大会で行う)演説は(事件が起こらなかった場合の内容と)かなり違うものになるだろう」と語った。

ニューヨーク・ポストによると、トランプ氏は同じインタビューで「わが国が団結することを望んでいる」としつつ「しかし、それが可能かどうかは分からない。人々は非常に分裂している」と述べた。

ホワイトハウス関係者によると、ジル・バイデン大統領夫人は14日午後、トランプ氏の妻メラニア夫人と話をしたという。