犯行現場にはＡＲ－１５小銃１丁…大型銃撃事件のたび登場
AI要約
トランプ前大統領に銃撃を加えた犯人が使用した銃器はＡＲ－１５小銃だった。
ＡＲ－１５は過去の大規模な銃器殺傷事件でしばしば使用されており、米国内で広く普及している。
この小銃は軽くて正確であり、比較的安価であるため、多くの成人が所持している。
１３日にトランプ前大統領に銃撃を加えたトーマス・マシュー・クルックス容疑者（２０）が犯行に使用した銃器はＡＲ－１５小銃だった。
事件直後に射殺されたクルックス容疑者の遺体のそばではＡＲ－１５系列の小銃１丁が発見された。１９５８年に開発されたＡＲ－１５はアーマライト小銃（ＡｒｍａＬｉｔｅ Ｒｉｆｌｅ）の略字。米軍の小銃Ｍ１６・Ｍ４の原形モデルだ。ＷＰによると、２０１２年以降に米国で発生した１７件の大規模な銃器殺傷事件のうち１０件でＡＲ－１５系列の小銃が使用されている。
６０人が死亡した２０１７年のラスベガス銃乱射事件、その１カ月後に発生したテキサス州教会銃乱射事件（２７人死亡）などでもこの小銃が登場した。
ＡＲ－１５は３．６３キロと軽くて反動が少なく、正確度が高い。価格も平均約８００ドル（約１２万６４００円）と比較的安く、米国の成人２０人のうち１人がこの銃を１丁以上所持している。米国内に２０００万丁以上も普及している。
