【詳報】トランプ氏「銃撃事件」で、バイデン大統領はすっかり「陰の存在」に…そして日本では「岸田降ろし」が本格化する!

AI要約

トランプ氏が選挙演説中に襲撃未遂事件に遭い、右耳を負傷した。犯人は射殺され、トランプ氏は検査を受けたが命に別状なし。

共和党支持者はトランプ氏に同情の念を強め、共和党大会では一致団結が期待される。トランプ氏は副大統領候補を指名する予定。

一方、民主党支持者はトランプ氏を支持しないが、彼の動向に注目。バイデン大統領はテロを非難する声明を出したが、陰の存在となっている。

【詳報】トランプ氏「銃撃事件」で、バイデン大統領はすっかり「陰の存在」に…そして日本では「岸田降ろし」が本格化する!

日本時間の7月14日の日曜朝7時11分、CNNでドナルド・トランプ前大統領(78歳)のペンシルバニア州バトラーでの選挙演説を見ていたら、とんだハプニングが起こった。トランプ氏が「……何が起こったか見てくれ」と言った後、バンバンバンと物音がして、トランプ氏が右の耳に右手を当てた。

「Get down!!」(身をかがめろ)――大声が何度も響き、壇上のトランプ氏はむろん、会場で熱狂していた聴衆たちも、全員が身を伏せた。悲鳴が巻き起こる中、中継しているCNNの女性レポーターは、「ここでいま、何かが起こりましたが、よく分かりません」と叫ぶばかり――。

トランプ氏は、SPに囲まれながら壇上を降りて、横づけしてあった車まで歩いた。右の耳から血が流れているのが、映像で確かめられた。頬にも血がついていた。だが本人は気丈に、右手の拳を振り上げていた。

その後の続報で、トランプ氏は病院に運ばれて検査を受けたが、命に別状はなかった。本人はSNSで、「右耳をケガした」と報告した。また犯人は、会場の外から8発撃った後、SPに射殺されたという。

今回の「トランプ襲撃未遂事件」で、アメリカ大統領選の話題は、完全にトランプサイドに移った感がある。まず共和党支持者たちは、今後一層、トランプ氏への同情の念を強めるだろう。

折りしも共和党は、今週15~18日に、中西部のウィスコンシン州ミルウォーキーで党大会を開き、11月の大統領選挙の公認候補を正式に決定する。すなわちトランプ候補を選出するわけだが、今回の襲撃事件を受けて、共和党大会はこれまで以上に一致団結するだろう。

加えて、トランプ氏はその場で、副大統領候補を指名することになる。そのことも、盛り上がる要素の一つとなる。

一方、民主党支持者たちは、襲撃されたトランプ氏を支持することはないにしても、トランプ氏の動向に、これまで以上に注目するようになる。つまり、「挑戦者」であるはずのトランプ氏が、完全に「表舞台」に出てきたのだ。

それに比べて、現職のジョー・バイデン大統領(81歳)の方が、すっかり「陰の存在」と化してしまった。すぐにテロを非難する声明を発表したが、もはや「老醜」という言葉がピッタリくる。