「撤退を」民主議員が直言 バイデン氏は拒否 米大統領選

AI要約

米民主党下院ヒスパニック議連からバイデン大統領に選挙戦撤退を求める動きがある。

バイデン氏は年齢に関する懸念に理解を示しつつも、選挙戦継続を主張している。

民主党内から約20人の議員が出馬辞退を求め、バイデン氏との対応が続く状況。

 【デトロイト(米ミシガン州)時事】米民主党下院ヒスパニック議連のレビン議員(カリフォルニア州選出)は12日、バイデン大統領(81)と同議連のオンライン会議で「有権者と国のために退くべきだ」と述べ、選挙戦からの撤退を直接求めた。

 バイデン氏は年齢に関する懸念に理解を示した上で、「だからこそ私は現場に出て、しっかりしている姿を人々に見せる必要がある」と語った。

 民主党ではこれまでに約20人の議員がバイデン氏に出馬辞退を要求しており、今後さらに増える見込み。下院トップのジェフリーズ院内総務は11日、非公式にバイデン氏と会談し、党議員団の懸念を伝えた。ただ、バイデン氏は主要議連と会議を重ね、選挙戦継続への支持を呼び掛ける方針だ。