米民主党、バイデン氏の選挙戦継続巡り意見分かれる 非公開会合

AI要約

民主党内でバイデン大統領の選挙戦継続か撤退かで意見が分かれる状況

シューマー氏とジェフリーズ氏が非公開協議を行い、議論が続く

一部民主党議員がバイデン氏に選挙戦撤退を促す動きもある

米民主党、バイデン氏の選挙戦継続巡り意見分かれる 非公開会合

Makini Brice Allende Miglietta Richard Cowan

[ワシントン 9日 ロイター] - 米議会民主党は9日、バイデン大統領の選挙戦について協議するため非公開会合を開いたが、継続を支持するか撤退を促すかで依然として意見が大きく分かれている。

バイデン氏は先月27日に行われたトランプ前大統領との大統領選候補者討論会で精彩を欠いたことや支持率低迷を受け、選挙に勝利できるかや過酷な職務をさらに4年間担えるかを疑問視する声が党内から上がっている。

民主党上院トップのシューマー院内総務と下院トップのジェフリーズ院内総務は数時間に及んだ非公開協議についてほとんど語らなかった。

マイキー・シェリル下院議員は沈黙を守るにはリスクが大きすぎると述べ、バイデン氏に選挙戦撤退を促した。撤退を公に求める民主党下院議員としては7人目。

シューマー氏は上院民主党議員の昼食会後、記者団に「私はジョー(バイデン氏)に賛成だ」と3回繰り返し、バイデン氏の適性についての質問をかわした。

ジェフリーズ氏は下院民主党議員らが「率直で包括的な」話し合いを行ったと記者団に語った。週を通じて協議を継続するという。