大雨で土砂崩れ、バス2台が川に転落 63人安否不明 ネパール

AI要約

ネパール中部チトワン郡でモンスーンの大雨による土砂崩れでバス2台が川に転落し、少なくとも63人が安否不明となった。

2台のバスには合わせて66人が乗っており、3人が脱出して病院で治療を受けている。

過去にも同様の事故が発生しており、捜索活動が難航している状況。

大雨で土砂崩れ、バス2台が川に転落 63人安否不明 ネパール

【AFP=時事】ネパール中部チトワン(Chitwan)郡で12日、幹線道路を走っていたバス2台がモンスーン(雨期)の大雨で起きた土砂崩れに巻き込まれて川に転落した。少なくとも63人が安否不明となっている。

 地元当局によると、2台のバスには合わせて少なくとも66人が乗っていた。川に落ちる前に3人が脱出し、現在病院で治療を受けている。

 事故は、首都カトマンズの西約100キロを通る道路で12日午前3時半(日本時間午前6時45分)に発生。土砂崩れに巻き込まれたバスは、トリシュリ(Trishuli)川に転落した。

 巻き込まれたのはカトマンズから南部ラウタハト(Rautahat)郡ガウル(Gaur)に向かっていたバスと、南部ビルガンジ(Birgunj)からカトマンズに向かっていたバスの2台。川の水位が上がっているため捜索活動は難航している。

 ネパールでは1月にもカトマンズ行きのバスが川に転落し、12人が死亡、24人が負傷する事故があった。【翻訳編集】 AFPBB News