マカオ、車上荒らしで現金とカジノチップ盗む…中国人の男2人逮捕

AI要約

マカオ司法警察局は7月11日、車上荒らしで車内に残されていた現金5万5000香港ドルとカジノチップを盗んだとして、中国人の男2人を逮捕。

被害者はエンジンをかけたまま車を離れ、短時間でコンビニに立ち寄った際に被害に遭い、盗まれた現金やチップは容疑者の宿泊施設で発見された。

捜査結果、2人のうち1人が見張り、もう1人が実行役であったことが判明し、検察院に送致されることとなった。

マカオ、車上荒らしで現金とカジノチップ盗む…中国人の男2人逮捕

 マカオ司法警察局は7月11日、車上荒らしで車内に残されていた現金5万5000香港ドル(日本円換算:約110万円)とカジノチップ約1000香港ドル(約2万円)分を盗んだとして中国人(中国本土居民)の男2人を逮捕したと発表。

 同局によれば、前日(10日)午後、タイパ島の道路脇のパーキングスペースに停め、エンジンをかけた状態でロックをせずに5分間ほどコンビニへ立ち寄った後に車へ戻ったところ、車内にあった現金とカジノチップ入りのポーチが盗まれたとする被害通報が寄せられたとのこと。

 通報を受けた同局が捜査に着手し、まもなく容疑者として2人の男の身元を割り出しに成功。10日夜にマカオ半島中区にある簡易宿泊施設の客室内で逮捕し、部屋の中から犯行時に着用していた衣服と盗まれた現金及びカジノチップの発見に至ったという。

 捜査を経て2人のうち1人が見張り役、もう1人が実行役だったことがわかり、両人を加重窃盗罪で検察院送致するとした。

 マカオではしばしば車上荒らしが発生しており、ロックをせずに車から離れて被害に遭ったケースも多く報告されている。本件を受け、同局では日頃から車両の窓やドアが正常に作動するか確認して不具合があれば速やかに修理を行うこと、車内に貴重品を残さないこと、車両から離れる際は短時間であってもしっかり防犯措置を講じることなどを通じ、財産の安全を確保するよう呼びかけを行った。