ペルー中銀、金利を5.75%に据え置き 予想通り2会合連続

AI要約

ペルー中央銀行は政策金利を5.75%に据え置き、インフレ率が小幅上昇したため2会合連続で据え置かれた。

ペルーの金利は中南米最低で、消費者物価の上昇率を中銀目標の1─3%の範囲内に抑えている。

ペルーは長年高水準の経済成長を遂げてきたが、昨年は社会紛争の影響でテクニカルリセッションに陥った。

[11日 ロイター] - ペルー中央銀行は11日、政策金利を5.75%に据え置いた。アナリスト予想と一致した。

6月のインフレ率が前年同月比で2.29%に小幅上昇する中で、2会合連続の据え置きとなった。

ペルーの金利は中南米最低の水準で、消費者物価の前年比上昇率を中銀目標の1─3%の範囲内に抑えている。

6月は変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコアインフレ率が3.1%に上昇した。

ペルーは長年にわたり南米で高水準の経済成長を遂げてきたが、社会紛争の長期化で昨年は2四半期連続でマイナス成長となり、テクニカルリセッション(景気後退)に陥った。