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バイデン氏、スターマー英首相の欧州との関係緊密化を歓迎
バイデン米大統領とスターマー英首相が緊密な関係を築く意向を表明し、安全保障などの協力に合意した。両首脳はウクライナ支援やパレスチナ紛争解決などで一致。
バイデン氏は英影響力強化や安全保障枠組みへの英取り組みを歓迎し、両国の協力の重要性を強調。ロシアへの圧力強化や中東情勢への取り組みも共有。
スターマー氏はNATO首脳会議出席のため訪米し、欧州指導者と協議。世界情勢への英米連携の重要性を確認した。
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[11日 ロイター] - バイデン米大統領はスターマー英首相との会談で、欧州諸国との緊密な関係を目指すスターマー氏の意向を歓迎すると表明した。英政府が11日、声明を発表した。
両氏は10日、ホワイトハウスで会談し、米英関係やウクライナとパレスチナ自治区ガザでの紛争などについて話し合った。
声明によると、欧州諸国とのより緊密な関係構築に関するスターマー氏の発言と、米英豪による安全保障枠組みAUKUS(オーカス)に対する英国の取り組みに対し、バイデン氏は歓迎の意を表明した。
世界中で課題が増えている状況において、英米が協力して共に行動することで最大の力を発揮できると両首脳は認識しているとした。
またロシアとの戦争でウクライナを支援するためにあらゆる手段を講じる必要があるとの認識で一致した。人質の解放、援助の受け入れ、イスラエル・パレスチナ紛争の「2国家共存」による解決に向け、ガザでの停戦を望むとした。
スターマー氏は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためにワシントンを訪れ、ドイツのショルツ首相ら欧州の指導者とも会談した。