米上院議員、大統領候補全員が認知テストを受けるべきだと提案(海外)
上院議員グラムは、すべての大統領候補は認知テストを受けるべきだと主張。
バイデン大統領とトランプ前大統領には特に要求を出すべきだと述べた。
トランプ前大統領はテスト受けたが、それが本当の評価でないことも明かされている。
米上院議員のリンゼー・グラムは、すべての大統領候補は認知テストを受けるべきだと思うと述べた。
ジョー・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領の両者は、出馬の適格性を証明しなければならないとグラムはCBSに語った。
この発言は、バイデン大統領がその認知への懸念から選挙戦からの撤退を迫られる中で行われた。
アメリカ上院議員のリンゼー・グラム(Lindsey Graham)は2024年7月7日、すべての大統領候補者は認知テストを受けるべきだと思うと語った。これには彼が長年支持してきたドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領も含まれる。
CBSの「フェイス・ザ・ネイション(Face the Nation)」での会話の中で、サウスカロライナ州選出の共和党上院議員であるグラムは、「公衆の70%が、バイデンは精神的にも肉体的にも大統領になれないと思っている」ことを考えると、認知テストを受けてその知力を証明するべきだと述べた。
するとCBSの司会者、ロバート・コスタ(Robert Costa)は、トランプ前大統領もテストを受けるべきだと思うか、とグラムに尋ねた。
「それはもう、もちろん、どちらも受けるべきだと思っている」とグラムは述べた。
「今後はすべての大統領候補者が、総合的な健康診断の一環として、神経学的検査を受けるべきだ」
彼はそれに加えて、「私が心配なのは、同盟国が弱くなったジョー・バイデン(Joe Biden)大統領を見ること、敵が弱くなったジョー・バイデン大統領を見ることだ。そして腹が立つのは、認知テストを受けるべきではないという考えだ。目の前にこれだけの証拠があるというのに」と述べた。
トランプ前大統領はバイデン大統領にテストを受けるように挑発し、その後の大統領候補のテレビ討論会の後半で、バイデン大統領は失態を演じた。
6月15日にデトロイトで行われたターニング・ポイント・アクション(Turning Point Action)コンベンションでトランプ前大統領は「『インフレーション』という言葉の意味さえ、彼は知らない。彼も私のように認知テストを受けるべきだと思う」と述べた。
前大統領によると、自身は2018年にテストを受けたという。以来「楽勝だった」として自慢している。
だがテストの作者によると、その評価は「IQや知的能力を測るものではなく」、記憶などの認知の問題があるかどうかをみるものだという。
問題のない大人なら当然スコアは高くなるとテストの作者は述べている。そしてトランプ前大統領は2018年以降、テストを受けていない。