アダルトサイト「XNXX」 EU巨大プラットフォーム規制の対象に

AI要約

欧州委員会は10日、アダルトサイト「XNXX」を規制対象として指定した。未成年者の利用防止対策が求められており、XNXXは4カ月以内に対策を講じ、報告しなければならない。

XNXXはEU域内で月平均4500万人以上の利用者を持つ巨大プラットフォームであり、透明性を保つために定期的な報告が義務付けられている。

これに先立ち、欧州委員会は既に「Pornhub」、「Stripchat」、「Xvideos」の3サービスを規制対象に指定していることも報じられている。

アダルトサイト「XNXX」 EU巨大プラットフォーム規制の対象に

 欧州連合(EU)の行政を担う欧州委員会は10日、アダルトサイト「XNXX」をデジタルサービス法(DSA)に基づき、規制対象となる巨大プラットフォームに指定した。未成年者の利用防止対策を講じることなどが求められる。

 XNXXはEU域内で月平均の利用者が4500万人を超える。XNXXは、4カ月以内に、未成年者の視聴や違法コンテンツなどに対策を講じ、その内容を報告しなければならない。その後も定期的に透明性を確保するために報告が義務付けられる。

 欧州委員会は既に、世界最大級と言われるアダルトサイト「Pornhub(ポルノハブ)」と「Stripchat(ストリップチャット)」、「Xvideos(エックスビデオズ)」の3サービスを規制対象に指定している。(ブリュッセル=杉山正)