欧州委、業界から旧世代半導体の情報収集 中国の生産拡大で
AI要約
欧州委員会は、サプライチェーンにおける旧世代半導体の使用について情報収集を始めたことが明らかになった。
中国企業が旧世代半導体の製造を拡大する動きに対し、欧州委は欧州半導体業界からの意見収集を開始している。
欧州委は米国と協力して、旧世代半導体への依存やサプライチェーンの影響に対処する可能性があると述べた。
Toby Sterling
[アムステルダム／ロンドン ５日 ロイター] - 欧州連合（ＥＵ）欧州委員会は、サプライチェーン（供給網）における、先端技術を使っていない旧世代半導体の使用について、域内の半導体業界などからの情報収集を始めた。報道官が５日明らかにした。
ロイターは先に、中国企業が当局の支援を受けて旧世代半導体の製造を急速に拡大していることについて、欧州委が欧州半導体業界からの意見収集を開始したと報じていた。
欧州委報道官は声明で、中国の動きを念頭に、旧世代半導体への依存や、サプライチェーンをゆがめるような影響に、米国と協力して対処する可能性があると述べた。
