EUとのEV関税交渉で「最大限の誠意」示している=中国商務省

AI要約

中国商務省は欧州連合(EU)が実施している電気自動車(EV)補助金調査に対し「最大限の誠意」を示していると主張する声明を発表した。

EUのトレド駐中国大使の発言に関しては、「事実と著しく異なる」とし、中国が欧州側との協議を前進させることを望んでいると述べた。

一方、中国を抑圧する悪質な行為には自国の権利と利益を守るため、あらゆる措置を講じると明言した。

EUとのEV関税交渉で「最大限の誠意」示している=中国商務省

[北京 8日 ロイター] - 中国商務省は8日、欧州連合(EU)が実施している電気自動車(EV)補助金調査に対し「最大限の誠意」を示していると主張する声明を発表した。

また、EUのトレド駐中国大使の発言に関しては、「事実と著しく異なる」とした。報道によると、トレド氏は中国が最近になってようやくEUの協議要請に応じたと説明していた。

商務省は声明で、中国は欧州側が誠意を示し、協議を前進させ、双方が受け入れられる解決策にできるだけ早期に達することを望んでいると述べた。その上で、「規則を乱用し中国を抑圧するいかなる悪質な行為に対しても、自国の権利と利益を守るため、あらゆる措置を講じる」と付け加えた。