[深層NEWS]バイデン氏めぐる大統領選の候補差し替え論「討論会を機に絶望感が起きた」

AI要約

米大統領選に向けたテレビ討論会をきっかけに、民主党のバイデン大統領を巡って取りざたされている「候補差し替え論」について、海野素央教授と中林美恵子教授が議論した。

ニューヨーク・タイムズ紙が出馬辞退を促す社説を公表し、絶望感が広がっている状況を中林氏が指摘。海野氏は民主党幹部はバイデン氏支持で固まっており、撤退を求める声が上がりにくいと説明。

討論会を機に、バイデン大統領を巡る混乱と危機感が高まっている状況について、両教授が異なる視点を提示している。

 明治大の海野素央教授と早稲田大の中林美恵子教授が1日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米大統領選に向けたテレビ討論会をきっかけに、民主党のバイデン大統領を巡って取りざたされている「候補差し替え論」について議論した。

 中林氏はニューヨーク・タイムズ紙が出馬辞退を促す社説を公表したことに触れ、「相当な覚悟だ。討論会を機にパニックに陥るほどの絶望感が起きた」と指摘した。海野氏は民主党幹部はバイデン氏支持で固まっており「(撤退を求める)声を容易に上げられない状況だ」と解説した。