スイス中銀、次期総裁にシュレーゲル副総裁 物価安定に意欲

AI要約

スイス政府は、スイス国立銀行の総裁後任にシュレーゲル副総裁を昇格させることを発表しました。

シュレーゲル氏は2004年に中銀でキャリアをスタートし、2018年8月に副総裁に就任。ジョルダン現総裁の任期が終わる2027年まで総裁を務めます。

シュレーゲル氏は物価安定に取り組む姿勢を表明し、「物価安定は国全体の利益となり、企業に確実性をもたらし、世帯や国民を購買力の低下から守る」と述べました。

スイス中銀、次期総裁にシュレーゲル副総裁 物価安定に意欲

[チューリヒ 26日 ロイター] - スイス政府は26日、9月末に退任するスイス国立銀行(中央銀行)ジョルダン総裁の後任として、シュレーゲル副総裁が昇格すると発表した。

シュレーゲル氏は2004年に中銀でキャリアをスタートし、22年8月に副総裁に就任した。ジョルダン現総裁の任期が満了する27年まで総裁を務める。

シュレーゲル氏は総裁就任発表の記者会見で、物価安定に取り組む姿勢を改めて表明。「中銀は物価が安定し、高いインフレもデフレも起こらないよう努めている」とし、「物価安定は国全体の利益となり、企業に確実性をもたらし、世帯や国民を購買力の低下から守る」と述べた。