首相、麻生氏とまた会食 先週に続き、関係修復急ぐ

AI要約

岸田首相と麻生副総裁が裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡って意見が合わず、関係を修復するために再会食を重ねている。

裏金事件による首相の責任論が党内で広がり、9月の総裁選に影響を与える可能性がある。

 岸田文雄首相は25日夜、自民党の麻生太郎副総裁と東京都内のホテルで会食した。1週間前の18日にも2人きりで会食したばかり。派閥裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡って意見が合わなかった経緯があり、関係修復を急いでいた。25日は党本部でも茂木敏充幹事長を交えて3人で会っており、修復をアピールした格好だ。

 9月に総裁選を控える中、裏金事件で首相の責任論が党内にくすぶっている。