EU、モルドバと加盟交渉開始 ウクライナに続き

AI要約

EUがモルドバとの加盟交渉を始めた。ロシアによる干渉を受け、ウクライナに続く動き。

モルドバはEU加盟に向けた憲法改正を問う国民投票を予定。

加盟には基準を満たし、全加盟国の承認も必要。交渉は長期化する見込み。

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は25日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに続き、隣国モルドバとの加盟交渉を始めた。ルクセンブルクで初会合を開き今後の交渉の枠組みを提示した。ロシアのプーチン政権はウクライナやモルドバなど旧ソ連諸国のEUへの接近阻止を図っており、加盟交渉の開始に反発するとみられる。

 モルドバは今年10月の大統領選と同時にEU加盟に向けた憲法改正を問う国民投票をする予定。

 加盟にはさまざまな基準を満たす必要があり、全27加盟国の承認も得なければならないため交渉は長期化するとみられる。

 モルドバは2022年3月、ロシアのウクライナ侵攻を受けて加盟を申請した。