韓国、ロ朝新条約を「糾弾」 ウクライナへの武器供与も示唆

AI要約

韓国政府はロシアと北朝鮮による包括的戦略パートナーシップ条約署名を深く憂慮し糾弾する声明を発表。

米韓同盟や日米韓3カ国の安全保障協力強化を強調し、ロシアをけん制するためウクライナへの武器支援を検討。

対ロ輸出統制対象に243品目を追加し、計1402品目を制裁対象に設定。

 【ソウル時事】韓国政府は20日、声明を出し、ロシアと北朝鮮の両首脳による「包括的戦略パートナーシップ条約」署名を「深く憂慮し糾弾する」と表明した。

 米韓同盟や日米韓3カ国の安全保障協力の強化で対応すると強調。ロシアをけん制するため、ウクライナへの武器支援を検討することを明らかにした。

 大統領府高官は記者会見で、ロシアの侵攻を受けるウクライナに殺傷能力のある兵器を支援しないというこれまでの方針について「再検討する」と語った。対ロ輸出統制の対象に新たに243品目を指定し、計1402品目を制裁対象にすると明らかにした。