ロシアのフリゲート艦、キューバ寄港 米への武力誇示狙いか

AI要約

ロシア海軍のフリゲート艦がキューバの首都ハバナに寄港し、ウクライナ戦争の緊張を背景に武力を誇示する可能性がある。

米当局者は進路を監視しているものの、直接の脅威を感じていないとし、キューバも同様の見解を示している。

キューバの大統領はロシアとの関係を強化し、ロシアからの支援を受ける姿勢を示している。

ロシアのフリゲート艦、キューバ寄港 米への武力誇示狙いか

[ハバナ 12日 ロイター] - ロシア海軍のフリゲート艦が12日、キューバの首都ハバナに寄港した。ウクライナ戦争を巡る緊張が高まる中でのロシアの武力を誇示するためとみられる。

米当局者はこれを受け「われわれは船舶の進路を注意深く監視している」とロイターに述べた。ただ「この艦艇や潜水艦が米国に直接の脅威を与えたことはない」とし、寄港は脅威ではないとした。キューバも同様の見方を示している。

キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は5月にロシアのプーチン大統領を訪問し軍事パレードに出席。ロシア大統領府はキューバからの支援を常に期待できると述べた。