ウクライナ・ハルキウでのロシア軍による侵攻「停滞している」 米・サリバン大統領補佐官が指摘

AI要約

アメリカのサリバン大統領補佐官は、ウクライナ東部ハルキウでのロシア軍の侵攻が停滞していると指摘した。

ハルキウは未だ脅威にさらされているが、直近では具体的な成果が上がっていないという。

ウクライナがアメリカから供与された兵器を使用して越境攻撃に対抗していることを容認し、引き続きウクライナ支援を強調した。

ウクライナ・ハルキウでのロシア軍による侵攻「停滞している」 米・サリバン大統領補佐官が指摘

 アメリカのサリバン大統領補佐官は、ウクライナ東部ハルキウでのロシア軍の侵攻は「停滞している」と指摘しました。

 サリバン大統領補佐官は、9日に放送されたアメリカCBSテレビのインタビューで「ハルキウは未だロシア軍の脅威にさらされているものの、ここ数日は具体的な成果を上げられていない」と述べました。そのうえで「ハルキウにおける軍事作戦の勢いは停滞している」との認識を示しました。

 また、アメリカが供与した兵器をウクライナがロシア領内への攻撃に使用することを容認したことについて「当然のことだ」とし、「越境して攻撃してくるロシア軍に対して国境を超えて反撃することを認めないのは筋が通らない」と語り、ウクライナを引き続き支援していくことを強調しました。(ANNニュース)