「人間、動物、森の共生」表現 大阪万博ブラジル館

AI要約

2025年大阪・関西万博に出展するブラジル館の展示内容が明らかになった。展示では空気を出し入れして伸縮する人形などを使用し、「人間、動物、森の共生」を表現する予定だ。

ブラジル館は日本側が建物を用意する「タイプX」2棟で構成され、面積は計1000平方メートル。壁にはゴミ袋、床にはリサイクル素材が使用される予定だ。

展示のテーマは「テモス・キ・ファゼール」(やらなければならぬ)とし、天井には逆さに生える森、床には伸縮する人形や動物の像を配置。多様性を表現し、5部構成で生誕や死滅、再生を演出する予定だ。

 2025年大阪・関西万博に出展するブラジル館の監修者ビア・レッサ氏は11日、東京都港区の在日ブラジル大使館で記者会見し、ブラジル館の主要展示について、空気を出し入れして伸縮する人形などを使い、「人間、動物、森の共生」を表現すると明らかにした。

 同館は、日本側が建物を用意する「タイプX」2棟で構成し、面積は計1000平方メートル。壁にゴミ袋、床にリサイクル素材などを用いるという。

 テーマは「テモス・キ・ファゼール」(やらなければならぬ)。天井に逆さに生える森、床に伸縮する人形や動物の像を配置し、5部構成で生誕や死滅、再生などを15分程度で演出する。1日最大1万人の来館者を見込む。

 レッサ氏は「多様性を表現したい。重要なのは、あらゆるものが関係し、つながっていることだ」と強調した。