スーダンの村で襲撃 住民ら少なくとも100人死亡

AI要約

スーダンの中部の村で準軍事組織「RSF」による襲撃があり、100人以上の死者が出た。

活動家団体がRSFの村への2度の襲撃による死者の数を明らかにしたが、RSFは民間人の殺害に触れていない。

スーダンではRSFと軍の戦闘が続き、1万5000人以上が死亡し、860万人近くの避難民が出ている。

激しい内戦が続くアフリカのスーダンで中部の村が襲撃され、多数の民間人が死亡しました。現地の活動家団体は軍との戦闘を続けている準軍事組織「RSF」によるもので、死者は100人以上に上ると発表しました。

スーダンの活動家団体「ワドメダニ抵抗委員会」はSNSで、準軍事組織「RSF」が5日、中部・ジャジーラ州の村を2度襲撃し、住民ら少なくとも100人が殺害されたと発表しました。

一方、RSFは声明で村周辺を攻撃したことを明らかにしたものの、民間人の殺害には触れていません。

ロイター通信によりますと、RSFは去年12月にジャジーラ州の州都・ワドメダニを掌握後、小さな村への襲撃を繰り返しているということです。

スーダンでは去年4月から軍と「RSF」の戦闘が続いていて、1万5000人以上が死亡したと伝えられているほか、家を追われた避難民の数はおよそ860万人に上ります。