北朝鮮から飛来“ごみ風船”約900個に 韓国政府は国家安全保障会議で対策協議へ

AI要約

韓国内で北朝鮮から飛来した風船が900個以上になり、政府が対策を協議する状況になっている

韓国軍が風船を注意深く調査し、金正恩総書記の妹が飛来した風船を贈り物だと主張

韓国政府は国家安全保障会議を開き、対策を検討することを決定

北朝鮮から飛来“ごみ風船”約900個に 韓国政府は国家安全保障会議で対策協議へ

ごみなどをぶら下げて北朝鮮から飛来した風船が、きょうまでにおよそ900個に達した韓国では、政府が国家安全保障会議を行い、対策を協議する事態となりました。

韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮は先月末に続き、きのう午後8時頃から、ごみや汚物をぶら下げた風船を再び韓国に飛ばしました。

きょう午前10時時点で、ソウルや近郊の京畿道などで合わせておよそ600個が確認され、盾など装備を携えた軍人らが袋の中身を注意深く調べていました。

韓国では、先月28日夜から29日にかけても、こうした風船260個あまりが各地に飛来し、金正恩総書記の妹・与正氏は談話で「誠意を込めた贈り物だ」としていました。

これまでに確認されたごみ風船は合わせておよそ900個に達し、韓国政府は反発を強めていて、午後には国家安全保障会議を開き、対策を検討することにしています。