# 食糧・農業

マアジ×カイワリ=「世界一うまい養殖魚」 すし職人らも出荷待望
2024.08.21

マアジ×カイワリ=「世界一うまい養殖魚」 すし職人らも出荷待望

 「マアジ」とアジ科の希少魚「カイワリ」を掛け合わせたハイブリッド魚の養殖が、千葉県南房総市で行われている。館山市に本社を置くベンチャー企業「さかなドリーム」(細谷俊一郎社長)が開発した新品種。上品な味わいで知られるカイワリの品種改良でもあるため、試食したすし職人らの評価は高かったという。同社

県産露地カボス旬入り宣言、1キロ平均価格581円 大分市公設地方卸売市場で出荷式「猛暑を乗り切るのにぴったりな食材」
2024.08.21

県産露地カボス旬入り宣言、1キロ平均価格581円 大分市公設地方卸売市場で出荷式「猛暑を乗り切るのにぴったりな食材」

 露地で栽培する県産カボスの旬入り宣言と出荷式が20日、大分市豊海の市公設地方卸売市場であった。生産者団体が爽やかな香りと酸味をアピールした。 果汁割合が宣言の目安になる20%を超えたことを受け、県カボス振興協議会(会長・渕野勇県農林水産部長)などが主催した。 渕野

伸びる雑穀 食卓への登場回数10年で5割増 健康志向に加え味も評価
2024.08.21

伸びる雑穀 食卓への登場回数10年で5割増 健康志向に加え味も評価

 消費者の健康志向の高まりから、雑穀に注目が集まっている。スーパーの米売り場の隣には白米に混ぜて炊く雑穀商品が並び、家庭の食卓でも雑穀ご飯が出る頻度が10年で1・5倍になったとの調査結果もある。国産雑穀の需要は大きく、メーカーは契約栽培を強化。北海道が主産地に台頭する新たな動きもある。

「精麦」の老舗 健康ブームで食品事業に注力 西田精麦(八代市)【地元発・推しカンパニー】
2024.08.21

「精麦」の老舗 健康ブームで食品事業に注力 西田精麦(八代市)【地元発・推しカンパニー】

 大麦の外皮を削ってぬかを取る「精麦」を手がけて95年の老舗企業。焼酎の原料や穀物飼料を製造し、九州の食を支えてきた。近年は健康ブームを追い風に食品事業に注力し、一般消費者向けの売り上げ拡大を目指している。 八代港に近い八代市新港町に工場がある。中に入ると精麦機18台が並び、機械

大雨被害の刈屋梨、出荷量減る見込み 酒田で選果基準確認、昨年より大きく甘味十分
2024.08.21

大雨被害の刈屋梨、出荷量減る見込み 酒田で選果基準確認、昨年より大きく甘味十分

 庄内、最上を襲った先月の大雨で園地が水没するなど被害を受けた、酒田市刈屋地区特産の「刈屋梨」の出荷を控え、JA庄内みどり刈屋梨出荷組合(佐藤尚人組合長)は20日、市内の北部選果場で主力品種「幸水」の選果基準を確認する目揃(めぞろ)え会を開いた。出荷量は例年より少なくなる見通しとなっている。<

北朝鮮、洪水発生から半月以上も復旧作業難航か 対岸から大量の作業員や仮設テントを確認
2024.08.21

北朝鮮、洪水発生から半月以上も復旧作業難航か 対岸から大量の作業員や仮設テントを確認

北朝鮮北部の鴨緑江周辺を7月下旬に襲った大規模な洪水で、発生から半月以上が過ぎた現在も鴨緑江沿いにある新義州(シニジュ)で復旧作業が続いていることが分かった。新義州の対岸にある中国東北部、遼寧省丹東から産経新聞記者が確認した。復旧作業は難航しているとみられる。新義州で18日、水害

北塩原村長選、現職・遠藤和夫氏が無投票再選
2024.08.21

北塩原村長選、現職・遠藤和夫氏が無投票再選

 任期満了に伴う北塩原村長選は20日告示され、無所属で現職の遠藤和夫氏(69)=1期=のほかに届け出はなく、遠藤氏が無投票で再選を果たした。無投票になるのは2012年以来、12年ぶり。 遠藤氏は、農業の担い手への支援、観光客入り込み数の年間250万人達成に向けた観光拠点の整備、移

国産マツタケめど立たず 猛暑影響、近江町市場に中国産登場
2024.08.21

国産マツタケめど立たず 猛暑影響、近江町市場に中国産登場

 金沢市の近江町市場で20日までにマツタケが並び始めた。青果販売の北川食品では中国産のみを取り扱っており、国産は猛暑の影響で入荷の見通しが立っていない。 同店によると、元日の能登半島地震もあり、能登産のマツタケは出荷量が減る可能性がある。店担当者は「地震はあったが、能登産の良質な

「里山焼かんかね?」中山間地の課題に挑戦する大学サークル「国営開発農地について遊休化しているところが増えている」
2024.08.21

「里山焼かんかね?」中山間地の課題に挑戦する大学サークル「国営開発農地について遊休化しているところが増えている」

島根大学に、焼畑農法に取り組むサークルがあります。サークルの名前は、「里山焼かんかね?」。ちょっと危ない名前な感じもしますが、学生たちはいたって真剣。その取り組みを取材しました。勢いよく燃えるススキや、切り倒したクルミの木。ここは、島根県奥出雲町八川地区。この日、島

つややかな実 奥日光育ち「なつおとめ」収穫期迎える 県開発の夏秋採りイチゴ
2024.08.21

つややかな実 奥日光育ち「なつおとめ」収穫期迎える 県開発の夏秋採りイチゴ

 標高約1400メートルにある日光市中宮祠の農場「Mt.Berry奥日光」で、県が開発した夏秋採りイチゴ「なつおとめ」が収穫期を迎えている。 同農場はビニールハウス5棟の計約12アールで栽培。酸味があるなつおとめを、高地ならではの昼夜の寒暖差で甘みも強くしている。 

こんにゃく「生産するほど赤字」の窮状 価格急落で農家ピンチ
2024.08.21

こんにゃく「生産するほど赤字」の窮状 価格急落で農家ピンチ

 こんにゃく販売価格の急落で離農が相次いでいるとして、JA群馬中央会と県農協農政対策本部は19日、農家への損失補塡(ほてん)など緊急支援策を山本一太知事に要請した。農協によると、こんにゃくの原料となる生いも(コンニャクイモ)は30キロ当たりの生産費が4300円程度かかるのに対し、2022年産ま

「ぜひ『津軽の桃』食べて」川中島白桃が収穫期迎える 生産者たちが丁寧にもぎ取り 青森県平川市
2024.08.21

「ぜひ『津軽の桃』食べて」川中島白桃が収穫期迎える 生産者たちが丁寧にもぎ取り 青森県平川市

青森県平川市を中心に栽培されているモモの主力品種「川中島白桃」が、収穫期を迎え、生産者たちがていねいにもぎ取っていました。平川市新館にある小野洋貴さんの園地では、約30アールで3種類のモモを栽培しています。このうち、主力品種の「川中島白桃」の収穫が始まり、ピンクに色

伊勢原と平塚のナシとブドウは猛暑で甘さアップ 品評会、9月中旬まで販売
2024.08.21

伊勢原と平塚のナシとブドウは猛暑で甘さアップ 品評会、9月中旬まで販売

 伊勢原、平塚両市内で収穫されたナシやブドウを持ち寄った品評会が20日、伊勢原市田中のJA湘南本店で行われた。栽培技術の向上と県内屈指の産地の「逸品」をアピールしようと、JA湘南果樹部会が開催。ナシ36点とブドウ27点が出品された。 ナシは幸水と豊水、ブドウは藤稔(ふじみのり)と

各地で「コメ」不足 価格も高騰 原因は…去年の“猛暑”と買いだめ
2024.08.21

各地で「コメ」不足 価格も高騰 原因は…去年の“猛暑”と買いだめ

都内のすし店。悩みの種は“コメ”。去年の猛暑による不作の影響でいま、コメの価格が高騰しているのだといいます。さらに、スーパーなど各地でコメの“品不足”も相次いでいます。農林水産省は、去年の不作などに加え、最近の地震や台風などを受けた一時的な買いだめ行動があったのでは

子どもたちに食や農業の大切さ伝える 「食と農の指導者研修」開催 鹿児島
2024.08.20

子どもたちに食や農業の大切さ伝える 「食と農の指導者研修」開催 鹿児島

20日、子どもたちに食や農業の大切さについて学んでもらおうと、鹿児島市で指導者を対象とした研修がありました。研修は県が開いたもので、県内の小中学校などの食育にかかわる指導者約40人が参加しました。研修は2日間の日程で行われ、20日は南九州市のさつまいも農園を訪ねて、

超早場米「金峰コシヒカリ」 生産者が知事に新米贈呈 収穫不足で値上げも 鹿児島
2024.08.20

超早場米「金峰コシヒカリ」 生産者が知事に新米贈呈 収穫不足で値上げも 鹿児島

超早場米のブランド米「金峰コシヒカリ」の生産者が塩田知事に新米を贈呈しました。金峰コシヒカリを贈呈したのは、「JAさつま日置 金峰地区水稲部会」の生産者たちです。南さつま市金峰町では、約500ヘクタールの田んぼで金峰コシヒカリを栽培しています。【JAさ

「日本一早い」新酒の仕込み始まる、香美市松尾酒造。高知県産の早場米「フクヒカリ」を使用
2024.08.20

「日本一早い」新酒の仕込み始まる、香美市松尾酒造。高知県産の早場米「フクヒカリ」を使用

香美市の酒蔵で新米を使った「日本一早い」新酒の仕込みが始まりました。通常、冬場に仕込まれる日本酒ですが・・・香美市の松尾酒造では早くも新酒の仕込みが始まりました。7月末から8月にかけて収穫された高知県産の早場米「フクヒカリ」を使用していて「日本一早い仕込み」と言われ

環境配慮型の旅行商品販売
2024.08.20

環境配慮型の旅行商品販売

 日産自動車 <7201> や日本旅行などは20日、環境に配慮した旅行商品の予約販売を始めたと発表した。電気自動車(EV)を旅の移動に活用するほか、地元の食材を使った料理を提供し、地産地消に貢献する。まずは熊本県阿蘇市と三重県伊勢市を巡るツアーを販売。2050年までに国内旅行における二酸化炭素

【独自】無人販売所の採れたて野菜を盗む“払ったフリ男”「いつも会計合わない」埼玉
2024.08.20

【独自】無人販売所の採れたて野菜を盗む“払ったフリ男”「いつも会計合わない」埼玉

埼玉県にある無人販売所の防犯カメラに映っていたのは、お金を払わず採れたての新鮮な野菜を次々と持ち去る野菜泥棒です。被害にあった農家:この子は悪質だよね。この子が来るとき会計が合わないんだよね、いつも。問題の男がやってきたのは、太陽がぎらぎらと照り付ける

ブルーベリーをモグモグしても…ウサギを追い払わない理由 北海道で育まれる自然の循環
2024.08.20

ブルーベリーをモグモグしても…ウサギを追い払わない理由 北海道で育まれる自然の循環

北海道・美瑛町の農園で目撃された、ブルーベリーを食べる野生のエゾユキウサギ。食べ終わったかと思いきや、もう1粒パクリ。枝になっていた実をモグモグと食べ続けます。さらに別の日にも、ウサギがやってきてはブルーベリーをモグモグ。しかし、この農園