# 水産・海洋研究

福島第一原発の処理水海洋放出から明日で1年…日本産水産物輸入停止の中国で日本料理店が相次いで閉店に 中国産魚介類の値上がりも要因に
2024.08.23

福島第一原発の処理水海洋放出から明日で1年…日本産水産物輸入停止の中国で日本料理店が相次いで閉店に 中国産魚介類の値上がりも要因に

東京電力・福島第一原発の処理水が海洋放出されてから、24日で1年を迎えます。日本の水産物の輸入停止を続ける中国では、日本料理店が相次いで閉店に追い込まれています。北京市にある日本料理店ではこれまで日本産のマグロやウニを使用し、寿司や刺身を提供してきましたが、2023

<去年よりサイズ大きい!>気仙沼港で今シーズン初めて サンマ水揚げ(宮城)
2024.08.23

<去年よりサイズ大きい!>気仙沼港で今シーズン初めて サンマ水揚げ(宮城)

23日朝、宮城・気仙沼港で今シーズン初めてとなるサンマの水揚げが行われた。23日早朝、気仙沼港には長崎県の大型サンマ船が入港し、北海道の1000キロ沖合で漁獲したサンマおよそ48トンを初水揚げした。水産庁の予測では、今年も不漁が見込まれているが、23日はまとまった量

政府、食品輸出再拡大へ生産強化 水産物禁輸の中国代替も開拓
2024.08.23

政府、食品輸出再拡大へ生産強化 水産物禁輸の中国代替も開拓

 政府は23日、農林水産物・食品の輸出額が減少に転じたことを受け、再拡大に向けた取り組みを議論する閣僚会議を開いた。意欲的な産地を優先して支援する制度で生産体制を強化。中国による水産物禁輸の影響を減らすため、代替となる海外市場を新たに開拓する方針も確認した。 2024年上半期(1

食品輸出拡大へ市場開拓 供給力向上も 関係閣僚会議
2024.08.23

食品輸出拡大へ市場開拓 供給力向上も 関係閣僚会議

 政府は23日、首相官邸で農林水産物・食品の輸出を拡大するための関係閣僚会議を開き、新たな市場の開拓に加え、輸出増が見込める品目の供給力を向上させる方針を示した。 中国による日本産水産物の禁輸で輸出額が落ち込む中、2025年に2兆円、30年には5兆円に伸ばす目標の達成を目指す。<

自給率100%のコメが品薄になった不都合な真実 価格は6月に急騰、来年にかけて高値は続くか?
2024.08.23

自給率100%のコメが品薄になった不都合な真実 価格は6月に急騰、来年にかけて高値は続くか?

 この夏、コメの品薄が続いている。価格は急騰し、地域によってはコメの購入制限を呼びかけるスーパーもある。 だが、ちょっと待ってほしい。農林水産省はこれまで「コメの自給率はほぼ100%」とアピールし続けてきた。それが一転、なぜこんな事態になってしまったのか。「令和の米騒動」の現状を

「日本産抜きでも困らなくなった」処理水放出から1年、中国で進む水産物代替 ロシアから輸入7割増
2024.08.23

「日本産抜きでも困らなくなった」処理水放出から1年、中国で進む水産物代替 ロシアから輸入7割増

 【北京・伊藤完司】東京電力福島第1原発処理水の海洋放出から24日で1年。中国政府による輸入全面停止で、日本の水産物が姿を消した中国市場では国内産品の存在感が高まり、ウクライナ侵攻で西側諸国から制裁を受けるロシア産品も大量に輸入し、置き換わりが進んでいる。日本側では「チャイナ・リスク」を意識し

北海道でサンマ豊漁「初水揚げ量が昨年の140倍」にはトリック…庶民の魚は食卓に戻ってくる?
2024.08.23

北海道でサンマ豊漁「初水揚げ量が昨年の140倍」にはトリック…庶民の魚は食卓に戻ってくる?

「大漁」「大幅安」など、景気のいい見出しが躍った。 今月10日に解禁されたサンマ漁が、豊漁だと報じられている。先週、北海道根室市の花咲港で初水揚げされたサンマは67トンで、昨年の490キロを大幅に上回った。市内のセリでは1キロ724円が最高値となり、過去最高の1キロ14万400円

さかなクン、富山の魚語る 子どもにノドグロ説明 朝日で自然敬愛サミット
2024.08.23

さかなクン、富山の魚語る 子どもにノドグロ説明 朝日で自然敬愛サミット

 朝日町制施行70周年記念「日本の森・滝・渚全国協議会 全国自然敬愛サミット2024」は22日、同町文化体育センターサンリーナで開かれた。東京海洋大名誉博士・客員教授のさかなクンが記念講演で富山湾の魚の魅力を紹介し、自然を守り後世に伝えていく大切さを呼び掛けた。 地元漁師が富山湾

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新
2024.08.22

熊本県の農林水産物輸出額122億4千万円 11年連続で過去最高を更新

熊本県の農林水産物の輸出額が、昨年度122億円を超え、11年連続で過去最高を更新しました。県によりますと、昨年度の農林水産物の輸出額は、前年度より16%増の122億4千万円となりました。11年連続で過去最高を更新しています。分野別でみると、農畜産物は54億2000万

人気ラーメンにも影響 トビウオ不漁で“焼きあご”作れず…「えらいことになった」《新潟》
2024.08.22

人気ラーメンにも影響 トビウオ不漁で“焼きあご”作れず…「えらいことになった」《新潟》

佐渡市の初夏の風物詩「焼きあご作り」に異変が起きています。原因はトビウオの不漁…あの人気ラーメンにも影響がでています。この味を求めて全国から多くの客が訪れます。上越市の人気ラーメン店「麺屋あごすけ」。店名の由来にもなっているのがトビウオの煮干し、焼きあ

「台湾チャーター便」2025年3月まで運航延長の見通し トップセールスで成果 秋田
2024.08.22

「台湾チャーター便」2025年3月まで運航延長の見通し トップセールスで成果 秋田

秋田県の佐竹敬久知事が22日、台湾でのトップセールスを終えて秋田に戻った。現地の航空会社幹部との協議の結果、秋田と台湾を結ぶ定期チャーター便の運航が2025年3月まで延長される見通しとなった。佐竹知事は18日から台湾を訪れ、秋田の農水産物を売り込んだり、観光の魅力をPRしたりした

汚染水海洋放出から1年 韓国・釜山市「放射性物質濃度に変化なし」
2024.08.22

汚染水海洋放出から1年 韓国・釜山市「放射性物質濃度に変化なし」

【釜山聯合ニュース】日本が東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出を開始してから24日で丸1年になるのを前に、韓国南部・釜山市は22日、放出前から現在まで全ての調査地点の放射性物質濃度に変化はなかったと発表した。 釜山市は25か所の海水の放射性物質を検査し、結果を公表してい

今シーズンのサンマは違う? 初物増で安値、「一番サンマ」は過去最高値
2024.08.22

今シーズンのサンマは違う? 初物増で安値、「一番サンマ」は過去最高値

 東京・豊洲市場(江東区)に8月19日朝、サンマが今シーズン初入荷した。深刻な不漁が続くサンマだが、北海道で水揚げがある程度まとまったことから、近年では珍しく豊富に入荷。昨年の初荷より全体的に大幅な安値となった。一方で、一部の大きなサイズには1キロ当たり50万円、1匹では7万円を超える過去最高

日軽形材 アルミ枠の断熱水槽
2024.08.22

日軽形材 アルミ枠の断熱水槽

 日本軽金属グループでアルミ押出材を手掛ける日軽形材(本社=岡山県高梁市、佐々木英孝社長)は21日、養殖システム設計のARK(東京都渋谷区)と共同で、陸上養殖・畜産向け業務用水槽プラットフォーム「ARK ZERO(アークゼロ)」を開発したと発表した。水産業界初のアルミフレームによる断熱水槽の利

「日本産のマダイもおいしい」 韓国で1年も続かなかった汚染水デマ 汚染処理水放出から1年
2024.08.22

「日本産のマダイもおいしい」 韓国で1年も続かなかった汚染水デマ 汚染処理水放出から1年

 日本が福島原発放射能処理水の海洋放出を開始してから今月24日で1年になる。韓国政界では海洋放出をめぐって昨年夏、「核廃水」「セシウムのクロソイ」といった刺激的なスローガンで反日感情をあおった。当時、韓国最大規模の水産市場であるソウル市内の鷺梁津水産市場をはじめ、全国各地の水産市場で客足が途絶

<解説>サンマの価格は異常に安いのか?高いのか?「初入荷」の値段が違う理由
2024.08.22

<解説>サンマの価格は異常に安いのか?高いのか?「初入荷」の値段が違う理由

 2024年8月10日に漁が解禁されて、今年もサンマの季節が来ました。毎年のように大不漁が伝えられているサンマ漁。しかしながら、昨年のスタートに比べて、根室の花咲港では水揚げ量が469キロから67トンと140倍、価格はキロ当たり14万400円から626円と200分の1以下などと報道されています

青森のりんご 台湾で爆売れ…さつまいも ヨーロッパで好評、日本の農産物を海外へ 最大級の商談会【Nスタ解説】
2024.08.21

青森のりんご 台湾で爆売れ…さつまいも ヨーロッパで好評、日本の農産物を海外へ 最大級の商談会【Nスタ解説】

日本の農林水産物を海外へ。政府が輸出拡大を目指すなか、海外のバイヤーも集まる国内最大規模の商談会が開かれました。■農林水産物を売り込め! 最大級の商談会鹿児島県産の高級黒毛和牛に、色とりどりの新鮮な野菜。そして、今が旬のシャインマスカットやすいかまで。

魚好き児童がサマースクールに大集合 絶滅危惧種のミヤコタナゴの生態学ぶ
2024.08.21

魚好き児童がサマースクールに大集合 絶滅危惧種のミヤコタナゴの生態学ぶ

県内に生息する川魚の生態などについて理解を深めてもらおうと小学生向けのサマースクールが21日、大田原市にある県の水産試験場で開かれました。この体験講座は子どもたちに県内に生息する川魚の生態や水資源を守る大切さを知ってもらおうと県の水産試験場が開いたものです。講座には県内の小学4年

日本の水産物を世界に売り込め!商談会で手応えも 処理水放出からまもなく1年…中国では回転寿司がブーム
2024.08.21

日本の水産物を世界に売り込め!商談会で手応えも 処理水放出からまもなく1年…中国では回転寿司がブーム

日本の水産物を世界に売り出そうと大規模な商談会が開かれ、世界各国が関心を寄せていました。一方で、日本産海産物をめぐっては中国の輸入禁止措置からまもなく1年となります。そんな中、中国国内で日本の“回転寿司”がブームとなっているといいます。そのワケとは…   ◇日本が世

国産水産物の消費拡大へ魅力発信 全漁連が見本市に出展 漁師が選んだおいしい魚など
2024.08.21

国産水産物の消費拡大へ魅力発信 全漁連が見本市に出展 漁師が選んだおいしい魚など

全国漁業協同組合連合会(全漁連)と青森県漁業協同組合連合会など各地の漁業者8団体は、東京都江東区で21日始まった国際見本市「第26回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(主催・大日本水産会)に出展した。魚介類の消費量が減少傾向をたどるなか、国産水産物の魅力を発信し消費拡大や販路開拓