# 水産・海洋研究

中国輸入規制巡り経済対策方向性示すと首相
2024.08.24

中国輸入規制巡り経済対策方向性示すと首相

 岸田首相は、中国による水産物輸入停止措置を巡り、原発処理水対策に関する関係閣僚会議を来週開催し、秋に策定する経済対策を見据えた方向性を示したいと述べた。福島県いわき市で記者団に語った。

風評被害、漁業者「分断」 中国禁輸「耐えられない」 原発処理水、放出1年
2024.08.24

風評被害、漁業者「分断」 中国禁輸「耐えられない」 原発処理水、放出1年

 東京電力福島第1原発の処理水放出から1年がたったが、一大輸出先の中国では日本産水産物の全面禁輸が続き、依存度の高いホタテ貝の業者らからは「もう耐えられない」との声が上がる。 一方、風評被害がほとんど見られない地域もある。漁業者を「分断」するように格差が露呈しており、より丁寧な支

中国による水産物禁輸措置受け入れずと強調
2024.08.24

中国による水産物禁輸措置受け入れずと強調

 岸田文雄首相は24日、原発処理水の海洋放出1年を受けて福島県いわき市で漁業協同組合関係者と意見交換し、中国による日本産水産物の輸入停止措置に関し「科学的根拠に基づかない措置で受け入れられない」と述べた。

福島第1原発処理水放出から1年 中国、水産物禁輸を継続
2024.08.24

福島第1原発処理水放出から1年 中国、水産物禁輸を継続

 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出が始まってから24日で1年となった。周辺海域のモニタリング(監視)で海水などに異常は確認されていない。中国は「核汚染水」と呼んで反発し、日本産水産物の全面的な輸入停止措置を継続している。日本政府は即時撤廃を求めるが応じる見通しは立っておらず、水産業は厳しい

伊是名村の具志川島遺跡から貝輪を腕に着けた約2千年前の貝輪着装人骨を発見 X年前 何があった? 沖縄の歴史8月24日版
2024.08.24

伊是名村の具志川島遺跡から貝輪を腕に着けた約2千年前の貝輪着装人骨を発見 X年前 何があった? 沖縄の歴史8月24日版

 今からX年前の8月24日、沖縄ではこんな出来事がありました。過去のニュースを振り返ります。▶ 農林水産省は宮古、八重山を除く沖縄群島のミカンコミバエ根絶を宣言(1982年)▶松岡主席が厚生年金法、国民年金法に署名、公布(68年)▶伊是名村の具志川島遺

サンマ、大船渡で本州初水揚げ 水揚げ量、昨年10倍と好調な出足
2024.08.24

サンマ、大船渡で本州初水揚げ 水揚げ量、昨年10倍と好調な出足

 大船渡市魚市場に23日、本州のトップを切ってサンマが初水揚げされた。水揚げ量は33トンで、過去2番目に少なかった昨年の10倍に当たる好調な出足。近年は不漁が続くが、関係者は豊漁に期待を寄せた。 午前6時ごろ、同市の鎌田水産(鎌田仁社長)が所有する第11三笠丸(199トン)と第2

ウナギの産卵回遊行動を解明 完全養殖技術確立に貢献へ 近畿大学
2024.08.24

ウナギの産卵回遊行動を解明 完全養殖技術確立に貢献へ 近畿大学

ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲量は、乱獲や生育環境の変化により1960年代の1割以下の水準に減少。2013年には環境省が絶滅危惧種に指定している。現在、日本で食べられるウナギの99%は天然の稚魚を使用した養殖によるが、卵からの完全養殖技術は仔魚の飼育技術・飼料の改良が困

【図解】「核汚染水」の呼称今も=中国で広がる風評被害―処理水放出1年
2024.08.24

【図解】「核汚染水」の呼称今も=中国で広がる風評被害―処理水放出1年

 中国が東京電力福島第1原発で生じた処理水の海洋放出を理由に、日本産水産物の輸入を禁止してから24日で1年。

福島第一原発の処理水放出から24日で1年 水産物の安全性を伝えるため流通大手がトリチウム検査場などを初公開
2024.08.23

福島第一原発の処理水放出から24日で1年 水産物の安全性を伝えるため流通大手がトリチウム検査場などを初公開

 福島第一原発の処理水放出から24日で1年です。 いまだ中国などから輸入規制が続く水産物の安全性を伝えたいと、流通大手がトリチウム検査場などを初めて公開しました。 福島県の小名浜港では23日、カツオやヒラメ、イセエビなどが水揚げされました。 流通大手の

福島第一原発の処理水放出1年 水産物の安全性伝えたいとイオンがトリチウム検査場公開
2024.08.23

福島第一原発の処理水放出1年 水産物の安全性伝えたいとイオンがトリチウム検査場公開

福島第一原発の処理水放出から24日で1年です。いまだ中国などから輸入規制が続く水産物の安全性を伝えたいと、流通大手がトリチウム検査場などを初めて公開しました。 福島県の小名浜港では23日、カツオやヒラメ、イセエビなどが水揚げされました。 流通大手のイオンは、福島第一

「令和のコメ騒動」9月解消 農水省見通し、新米の生育順調
2024.08.23

「令和のコメ騒動」9月解消 農水省見通し、新米の生育順調

 主食用米の流通量が減少して「令和のコメ騒動」と呼ばれる事態に陥った問題で、農林水産省は23日、今後は品薄状態が解消に向かうとの見通しを示した。 昨年の猛暑で2023年産米が生育不良に見舞われ、一部のスーパーで店頭から在庫がなくなるなど混乱が広がっている。これに対し、武村展英農水

中国、水産物禁輸「正当で合理的」 処理水放出1年
2024.08.23

中国、水産物禁輸「正当で合理的」 処理水放出1年

 【北京時事】中国外務省の毛寧副報道局長は23日の記者会見で、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出から24日で1年となることを受け、中国政府による日本産水産物の禁輸措置について「食品の安全と民衆の健康を守るのは完全に正当かつ合理的で必要だ」と主張した。 処理水放出を「極めて無責任

中国外務省「合理的で必要な措置だ」 日本産水産物の輸入禁止
2024.08.23

中国外務省「合理的で必要な措置だ」 日本産水産物の輸入禁止

福島第一原発の処理水放出が始まってから、24日で1年となります。中国外務省は23日、日本産水産物の輸入禁止措置について、「合理的で必要な措置だ」と従来の主張を繰り返しました。中国外務省の報道官は23日の会見で福島第一原発の処理水の海への放出について、「中国はこれ(処

独自の放射性物質検査、首都圏店舗に「常磐もの」コーナーも 大手流通イオンの取り組み【処理水海洋放出1年】
2024.08.23

独自の放射性物質検査、首都圏店舗に「常磐もの」コーナーも 大手流通イオンの取り組み【処理水海洋放出1年】

東京電力福島第一原発で、処理水の海への放出が始まってからあす、8月24日で1年です。国内消費の鍵を握る流通でも、取り組みは続いています。浦部智弘アナウンサー「いわき市の総合スーパーでは、今朝獲れたばかりのカツオが並んでいます」多くの買い物客でにぎわうイオンスタイルい

日本の水産物“禁輸”も…中国で奮闘する和食店「日本料理は中国で生き残れる」 鮮魚入手ルートを自力開拓
2024.08.23

日本の水産物“禁輸”も…中国で奮闘する和食店「日本料理は中国で生き残れる」 鮮魚入手ルートを自力開拓

福島第一原発の処理水放出から1年。日本の水産物を輸入禁止した中国では、ブームだった和食に“異変”が起きているようです。おととい開店した「スシロー」の北京1号店。初日から12時間待ちの大行列ができました。福島第一原発の処理水の放出以降、中国の日本料理店に逆風が吹いてき

処理水放出1年で全漁連が改めて支援要請 経産大臣と面会で
2024.08.23

処理水放出1年で全漁連が改めて支援要請 経産大臣と面会で

福島第一原発の処理水放出から24日で1年になるのを前に、漁業の業界団体トップが斎藤経済産業大臣と面会し、改めて支援を求めました。 全国の漁業協同組合などで構成される全漁連の会長は、処理水放出後の国の支援に感謝するとした一方、中国などが続けている日本産水産物の輸入規制への対応として

銀色に輝く40トン 三陸沿岸でサンマ初水揚げ 「昨年より大きい」
2024.08.23

銀色に輝く40トン 三陸沿岸でサンマ初水揚げ 「昨年より大きい」

 秋の味覚のサンマが23日、三陸沿岸で続々と今季初水揚げされた。この時期としては比較的大きな魚体で量もあり、不漁続きの近年では上々の滑り出し。魚市場はご祝儀相場で今後の豊漁に期待を込めた。 女川港(宮城県女川町)は午前5時過ぎから水揚げが始まり、銀色に輝くサンマ約40トンが氷入り

【秋の味覚】さんま今季初水揚げ 岩手県大船渡港
2024.08.23

【秋の味覚】さんま今季初水揚げ 岩手県大船渡港

 23日朝、岩手県大船渡港に今シーズン初めてさんまが水揚げされました。 さんまを水揚げしたのは、大船渡市にある鎌田水産の第11三笠丸と第21三笠丸です。 2隻の船は8月8日、大船渡港を出て10日のさんま漁解禁後、台風の影響で17日に北海道でいったん水揚げしました。<

閉店相次ぐ中国の「日本料理店」 日本の水産物“輸入停止”の中、中国産魚介類が10~30%値上がり
2024.08.23

閉店相次ぐ中国の「日本料理店」 日本の水産物“輸入停止”の中、中国産魚介類が10~30%値上がり

東京電力福島第1原発の処理水が海洋放出されてから、あすで1年を迎える。日本の水産物の輸入停止を続ける中国では、日本料理店が相次いで閉店に追い込まれている。中国・北京市 日本料理「東也」谷岡一幸オーナー:このままこの状況が長引けば、本当に事業を継続してい

全漁連会長「先見えず心配」 処理水放出1年、経産相と面会
2024.08.23

全漁連会長「先見えず心配」 処理水放出1年、経産相と面会

 全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長は23日、東京電力福島第1原発の処理水放出から1年となるのを前に、経済産業省を訪ねた。 坂本氏は斎藤健経産相に対し「漁業者に寄り添って安心して漁業ができるよう、さまざまな支援をしていただいた」と謝意を表明。中国などが続ける日本産水産物の禁輸に