# 平和運動

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市
2024.06.22

戦争の悲惨さを後世に伝える 各務原空襲の惨状を伝えるパネル展 岐阜県各務原市

  1945年6月22日に起きた各務原空襲の悲惨さを伝えるパネル展が22日から岐阜県の各務原市役所で開かれています。  このパネル展は各務原市と岐阜県原爆被爆者の会(岐朋会)が戦争の悲惨さを後世に伝えようと開いたものです。  各務原市は各務原空襲があった6月22日を

日本兵に「何度も脅された」 激戦地、糸満市での体験語る 88歳の仲間さん・沖縄慰霊の日
2024.06.22

日本兵に「何度も脅された」 激戦地、糸満市での体験語る 88歳の仲間さん・沖縄慰霊の日

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、最後まで激戦が続いた沖縄県糸満市。 23日の沖縄慰霊の日を前に、同市の仲間進栄さん(88)が79年前を振り返り、「日本兵に何度も脅された」と語った。 1945年4月、米軍が沖縄本島に上陸。仲間さんの母や妹らは本島北部へと避難した。仲間さん

戦後79年の慰霊の日 玉城知事「恒久平和の実現を」
2024.06.21

戦後79年の慰霊の日 玉城知事「恒久平和の実現を」

慰霊の日を23日に控え、玉城知事は「沖縄の思いを力強く宣言していきたい」と、追悼式典への意気込みを話しました。▽玉城知事「今年の平和宣言では来年戦後80年を迎えるなかで、改めて沖縄戦の犠牲者に対して追悼の意を示すとともに、世界の恒久平和の実現に向けて沖縄の思いを力強

太平洋戦争末期の「西武軍事件」 処刑された米軍捕虜、追悼法要
2024.06.20

太平洋戦争末期の「西武軍事件」 処刑された米軍捕虜、追悼法要

 太平洋戦争末期の1945年6月20日、福岡市にあった旧陸軍の西部軍司令部関係者によって処刑された米兵捕虜らの追悼法要が20日、同市城南区の油山観音で営まれた。捕虜の親族や、処刑に関わった元戦犯の親族などオンラインも含め日米の計約30人が参列し、哀悼の意を表した。 法要は日本各地

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場
2024.06.20

イタリア・サルデーニャの浜辺に「平和の少女像」登場

 地中海を臨むイタリアのサルデーニャ島の浜辺に「平和の少女像」(以下、少女像)が設置される。日本政府の圧力によって世界各地の少女像が撤去の脅威を受けているなか、今回設置される少女像の碑文には、第2次世界大戦時に日本が女性を相手に犯した犯罪に対する責任を明確に問う文言が含められる。

世界宗教者平和会議の日本委新会長に杉谷義純氏 京都・妙法院門主
2024.06.19

世界宗教者平和会議の日本委新会長に杉谷義純氏 京都・妙法院門主

 世界宗教者平和会議(WCRP)の日本委員会(事務局・東京)は19日、京都市内で評議員会を開き、庭野日鑛(にちこう)会長(立正佼成会会長)が退任し、新たな会長に杉谷義純・妙法院門主を選んだと発表した。任期は4年。WCRPは宗派を超えて平和の実現に取り組むための組織。杉谷氏は「意見交換を通じて各

小学生ならではのアイデアも反映へ 長崎原爆資料館の展示更新に向けワークショップ
2024.06.19

小学生ならではのアイデアも反映へ 長崎原爆資料館の展示更新に向けワークショップ

長崎市は原爆資料館の展示更新に向けたワークショップを始めました。小学生、留学生を含む学生、一般の3回に分けて実施予定で、初回は城山小学校の子供たちが意見を出し合いました。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)中村桂子准教授「資料館に来た人たちが原

「沖縄の今を考えるきっかけになれば」 僧侶ら平和願い沖縄本島縦断 北部から100キロ以上離れた糸満を目指す
2024.06.18

「沖縄の今を考えるきっかけになれば」 僧侶ら平和願い沖縄本島縦断 北部から100キロ以上離れた糸満を目指す

 沖縄を取り巻く周辺環境の平和を願いながら沖縄本島を縦断する、日本山妙法寺の「東アジア平和行進」が5日、始まった。僧侶や一般の参加者ら12人が東村高江を出発し、23日の「慰霊の日」までに100キロ以上離れた糸満市摩文仁の平和祈念公園に到着して、平和を訴える。 一行は7日、お題目を

慰霊の日の「平和の詩」朗読の高校生が会見 「今も世界に戦争、怒り」思い語る
2024.06.17

慰霊の日の「平和の詩」朗読の高校生が会見 「今も世界に戦争、怒り」思い語る

6月23日の慰霊の日に、沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する宮古高校3年の仲間友佑さんが会見し、詩に込めた思いを語りました。897点の応募作品の中から選ばれた仲間さんの詩は、現在の美しく穏やかな沖縄と戦時中の悲惨な状況が対比して表現されています。創作のきっかけ

中国に和平関与呼び掛け ロシアとの対話には慎重 ゼレンスキー氏
2024.06.17

中国に和平関与呼び掛け ロシアとの対話には慎重 ゼレンスキー氏

 【ビュルゲンシュトック(スイス)時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、スイスで開かれた「平和サミット」閉幕に際して行った記者会見で、今後の和平協議プロセスに関与するよう中国に呼び掛けた。 中国はロシアに配慮して平和サミットを欠席していた。 ゼレンスキー氏は

「世界情勢不安な今こそ」 高校生平和大使、広島で結団式
2024.06.16

「世界情勢不安な今こそ」 高校生平和大使、広島で結団式

 核兵器廃絶を国内外で呼びかける27代目の「高校生平和大使」の結団式が16日、広島市で開かれた。17都道府県から選ばれた23人が集まり「世界情勢が不安定な今だからこそ、核兵器廃絶の思いを訴え続けていきたい」と決意を表明した。 新潟県代表の長岡高2年西脇あかりさん(16)は新潟市が

在韓米軍装甲車轢死事件22年追悼祭…「朝鮮半島の平和実現、ろうそく精神への道」
2024.06.14

在韓米軍装甲車轢死事件22年追悼祭…「朝鮮半島の平和実現、ろうそく精神への道」

 朝鮮半島で軍事的緊張が高まる中、2002年に在韓米軍の装甲車にひかれて死亡したシン・ヒョスンさん、シム・ミソンさんの22年目の追悼祭が開催された。 ヒョスンミソン平和公園事業委員会(平和公園事業委)などの23団体は、13日午前11時、京畿道楊州市のヒョスンミソン平和公園で、故シ

イスラエルの駐日大使へ、「被爆地の市民は心を痛めている」…長崎市が即時停戦求める
2024.06.13

イスラエルの駐日大使へ、「被爆地の市民は心を痛めている」…長崎市が即時停戦求める

 長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典について、長崎市は12日、現時点で招待を見合わせているイスラエルの駐日大使に対し、即時停戦などを求める書簡を送付したと明らかにした。7日付で在日イスラエル大使館に郵送した。 市は現在、同国が攻撃を続けているパレスチナ自治区ガザ地区での危機的

「反核9の日座り込み」500回、被爆者も若者もつなぐ45年「自分の平和のためにやる」
2024.06.11

「反核9の日座り込み」500回、被爆者も若者もつなぐ45年「自分の平和のためにやる」

 真夏も、真冬も、変わることなく45年。被爆者らが1979年から長崎市の平和祈念像前で続けてきた「反核9の日座り込み」。被爆者の平均年齢が85歳を超える中、活動は若者に広がりつながれてきた。500回目を迎えた9日。参加者は次々とマイクを握り、自らの言葉で平和への思いを語った。核がなくなるその日

ウクライナ「平和サミット」、約90カ国参加-45カ国は首脳が出席
2024.06.11

ウクライナ「平和サミット」、約90カ国参加-45カ国は首脳が出席

(ブルームバーグ): 今週末に開催されるウクライナ「平和サミット」には約90カ国・地域が出席する予定だが、スイス当局が10日に明らかにしたところによると、新興国を中心とするいわゆる「グローバルサウス」の主要国はまだ出席を表明していない。スイスのアムヘルト大統領は同日、ベルンで記者

政治家の核使用言及を危惧 長崎市が平和宣言原案 露とイスラエルを名指し
2024.06.10

政治家の核使用言及を危惧 長崎市が平和宣言原案 露とイスラエルを名指し

 長崎市は8日、鈴木史朗市長が長崎原爆の日(8月9日)の平和祈念式典で読み上げる平和宣言文の原案を、起草委員会に示した。核保有国ロシアと事実上保有するイスラエルを名指しし、「戦闘」を進める中で政治家が核兵器使用を示唆し続けていることを強く危惧する内容。複数の委員から、日本を含む世界的な軍拡競争

「戦なき世」叫ぶ沖縄、「台湾」緊張の高まりに…
2024.06.10

「戦なき世」叫ぶ沖縄、「台湾」緊張の高まりに…

 「沖縄は日本ではありません」。夜遅く、一緒に酒を飲んでいた日本人活動家が言った。彼は「日本」という国が嫌いで沖縄に移住して十数年になるという。彼の言う通り、ある人たちにとって沖縄は、日本には属さない。しかし、制度的に沖縄は日本の43県の一つであり、半数以上の人々にそのように認識されている。1

非核願い座り込み500回 長崎の被爆者ら、45年継続
2024.06.09

非核願い座り込み500回 長崎の被爆者ら、45年継続

 長崎の被爆者らが8月9日の「原爆の日」にちなみ、毎月9日に長崎市の平和公園で核廃絶を訴える座り込み集会が、9日で通算500回目を迎えた。原子力船入港への抗議運動を機として1979年に始まり、高齢化や新型コロナウイルス禍を乗り越え、45年休まず継続。参加者はマイクを握り「核兵器と戦争のない世界

雨の日も雪の日も核兵器廃絶訴え 毎月9日に座り込み500回 長崎
2024.06.09

雨の日も雪の日も核兵器廃絶訴え 毎月9日に座り込み500回 長崎

 長崎県平和運動センターなどは9日、長崎市の平和祈念像前で500回目の「反核9の日座り込み」をした。1979年3月の第1回から45年で500回に達した。被爆者ら約420人が「長崎を最後の被爆地に」と声を上げた。 第1回は79年3月16日。放射線漏れ事故を起こした原子力船「むつ」が

反核9の日座り込み500回  
2024.06.09

反核9の日座り込み500回  

 長崎県平和運動センターと長崎県原水禁が主催する「反核9の日座り込み」が9日、開始から通算500回目を迎えた。長崎市松山町の平和公園に約420人が集まり「核がなくなるまで、座り込みを止めることはない」と声を上げた。 原子力船「むつ」の長崎県佐世保市への入港に対する反対運動として1