# 国際経済

みずほFG、サウジに中東本社設立する許可取得-ゴールドマンに追随
2024.06.27

みずほFG、サウジに中東本社設立する許可取得-ゴールドマンに追随

(ブルームバーグ): みずほフィナンシャルグループはサウジアラビアの規定に従い、同国に中東地域の拠点を設立する手続きを行った。ウォール街の大手金融機関に続く動きだ。みずほはリヤドに地域本社を設立するためのライセンスをサウジの投資省から最近取得した。事情に詳しい複数の関係者が明らか

EU、証券決済期間を半減へ法制定必要=当局者
2024.06.26

EU、証券決済期間を半減へ法制定必要=当局者

Huw Jones[ロンドン 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)の複数の金融当局者が25日開かれた市場関係者の会合で、EUでは証券取引の決済に要する期間を現行の半分に短縮することを義務付ける法制定が必要かもしれないとの見解を示した。先月に期間短縮を実施した米金融市場

【カンボジア】世銀、経済成長維持に2.75億ドル支援
2024.06.26

【カンボジア】世銀、経済成長維持に2.75億ドル支援

 世界銀行は、カンボジアに対する2億7,500万米ドル(約438億円)の融資を承認した。カンボジアの経済成長の維持支援が目的だ。クメール・タイムズ(電子版)が24日伝えた。 世銀のカントリー・マネジャー(カンボジア担当)のマリアム・サリム氏は、カンボジア経済は新型コロナウイルス禍

韓日財務相「為替相場共同対応」…少子化とバリューアップでも協力
2024.06.26

韓日財務相「為替相場共同対応」…少子化とバリューアップでも協力

韓日の財務相が会い、「最近の外為市場の変動性に適切な措置を取る」という相互間の約束を再確認した。強いドルとの「為替戦争」で両国が共同戦線を確かめた格好だ。少子化対策、企業価値向上(バリューアップ)のような両国共通の懸案対応でも手を組むことにした。崔相穆(チェ・サンモク)経済副首相

海外インフラ投資の官民ファンド、累積赤字1千億円 各国で事業失敗
2024.06.26

海外インフラ投資の官民ファンド、累積赤字1千億円 各国で事業失敗

 企業の海外インフラへの投資を支援する官民ファンド「海外交通・都市開発事業支援機構」(JOIN)が、巨額の累積赤字を抱えていることがわかった。ミャンマーやブラジルなどの事業が失敗し、2024年3月期決算で799億円の損失を計上。従来分を含めると955億円にのぼる。採算性が疑問視されてきた官民フ

日韓が通貨スワップ協定の強化を検討へ、通貨安に「深刻な懸念共有」
2024.06.25

日韓が通貨スワップ協定の強化を検討へ、通貨安に「深刻な懸念共有」

(ブルームバーグ): 日本と韓国は、輸入コストを通じてインフレ圧力を高める持続的な円安とウォン安に対応するため、通貨スワップ協定を強化する方法を探ることで合意した。両国の財務当局者が経済・金融問題を協議する「日韓財務対話」が25日にソウルで開かれた。韓国は、鈴木俊一財務相と崔相穆

【コラム】中国、パンデミック以前より在庫11%増加…産業好況の裏面の影
2024.06.25

【コラム】中国、パンデミック以前より在庫11%増加…産業好況の裏面の影

デジャヴュ(Deja Vu)だ。米国が1980年代後半に日本と貿易戦争をしながら叫んだ「過剰設備」と「過剰生産」という言葉が、一世代(約30年)の時差を置いてまた響いている。今回の相手は中国だ。過剰を叫ぶ側は米国や欧州などだ。中国の過剰設備・生産が国際経済と政治領域でアジェンダに

半導体復活の日本とどう手を組むか…「これからは韓日の水平協力が必要」
2024.06.25

半導体復活の日本とどう手を組むか…「これからは韓日の水平協力が必要」

最近の日本の半導体復活の動きと関連し、韓国の業界に機会として日本と水平的な協力関係を結ぶべきという主張が出てきた。韓国産業研究院のキム・ヤンペン専門研究員は24日、ソウル大学グローバル工学教育センターで開かれた第2回システム半導体共生フォーラムで、「日本の半導体産業の現況」を主題

インド、10四半期ぶり経常黒字 1―3月期にサービス輸出好調
2024.06.25

インド、10四半期ぶり経常黒字 1―3月期にサービス輸出好調

Siddhi Nayak[ムンバイ 24日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)が24日発表した2024年1―3月期の経常収支は57億ドル(GDPの0.6%相当)の黒字となった。黒字転換は21年4―6月期以来10四半期ぶり。ソフトウエアなどサービス輸出や海外で働いて

NY円、159円台半ば
2024.06.25

NY円、159円台半ば

 【ニューヨーク時事】週明け24日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りがやや優勢となり、円相場は1ドル=159円台半ばで小動きとなった。 午後5時現在は159円52~62銭と、前営業日同時刻比29銭の円高・ドル安。 

EUと中国、EV関税巡り協議開始へ 独経済相「最初の一歩」
2024.06.23

EUと中国、EV関税巡り協議開始へ 独経済相「最初の一歩」

Maria Martinez[上海 22日 ロイター] - 中国と欧州連合(EU)は、欧州市場に輸入される中国製電気自動車(EV)への関税計画について協議を始めることで合意した。中国商務省が22日に発表。同国を訪問しているドイツのハーベック経済相も、欧州委

中国とEU、EV追加関税巡る協議開始で合意-商務省が声明
2024.06.23

中国とEU、EV追加関税巡る協議開始で合意-商務省が声明

(ブルームバーグ): 中国から輸入される電気自動車(EV)に追加関税を課す欧州連合(EU)の計画を巡り、中国とEUは協議を開始することで合意した。中国商務省の声明によると、中国の王文濤商務相と欧州委員会のドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は22日にビデオ会議で会談し、協議を

ウクライナのEU加盟交渉、25日に開始へ 閣僚理事会が承認
2024.06.21

ウクライナのEU加盟交渉、25日に開始へ 閣僚理事会が承認

 欧州連合(EU)加盟国の閣僚理事会は21日、ロシアの全面侵攻にさらされるウクライナと隣国モルドバのEU加盟交渉について、今後の手続きの枠組みを承認した。25日のEU加盟国の閣僚らによる政府間会議で、正式に加盟交渉を開始する見込み。ただ、交渉自体は少なくとも数年かかるとみられる。

中国製自動車に「イタリア製」違法表示で600万ユーロの罰金
2024.06.21

中国製自動車に「イタリア製」違法表示で600万ユーロの罰金

(ブルームバーグ): イタリアの独禁法当局は20日、伊自動車メーカーのDRが奇瑞汽車など中国メーカーの車をイタリア製と違法に表示していたとして、600万ユーロ(約10億2000万円)の罰金を科した。同局の発表によると、DRは少なくとも2021年12月以降、奇瑞汽車、北京汽車集団(

マレーシアと中国の企業が幅広く提携へ、28億ドル投資も
2024.06.21

マレーシアと中国の企業が幅広く提携へ、28億ドル投資も

[クアラルンプール 20日 ロイター] - マレーシアと中国の複数の企業が20日、エネルギーや銀行、教育などの幅広い分野で提携に関する取り決めに調印した。マレーシア産業貿易省が発表した。提携により132億リンギット(28億ドル)相当の投資が生まれる可能性があるという。調印

トランプ氏の関税提案批判 米財務長官「貿易に影響」
2024.06.21

トランプ氏の関税提案批判 米財務長官「貿易に影響」

 【ワシントン共同】イエレン米財務長官は20日、米ジョージア州で記者会見し、トランプ前大統領が提案する全輸入品への一律関税導入に関し「全ての貿易に影響を及ぼす。多くの米企業にとって大幅な負担増となり、消費者が購入する幅広い輸入品のコスト引き上げにつながる」として批判した。 トラン

スイス中銀、0.25%利下げ 2会合連続、インフレ緩和で
2024.06.20

スイス中銀、0.25%利下げ 2会合連続、インフレ緩和で

 【ロンドン時事】スイス国立銀行(中央銀行)は20日、政策金利を0.25%引き下げ、1.25%にすると発表した。 利下げは2会合連続。 スイス中銀は前回3月の会合で、他の主要中銀に先駆けて9年ぶりの利下げに踏み切った。今月6日には欧州中銀(ECB)も利下げを決定。こ

【英国】英インフレ率、2%に減速 約3年ぶりに中銀目標に到達
2024.06.20

【英国】英インフレ率、2%に減速 約3年ぶりに中銀目標に到達

 英政府統計局(ONS)は19日、5月の消費者物価指数(CPI、2015年=100)が133.9ポイントとなり、前年同月比2%上昇したと発表した。食品・非アルコール飲料などの値上がりペースが減速したことで、4月の2.3%から伸びは鈍化。2021年8月以降で初めて、英中銀イングランド銀行が目標と

中国製EV巡るEUの補助金調査、メーカーの販売や投資に悪影響
2024.06.20

中国製EV巡るEUの補助金調査、メーカーの販売や投資に悪影響

[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)が中国から輸入される電気自動車(EV)に追加関税を課すことを決める根拠となった補助金調査の影響で、中国メーカーはEV販売が冷え込み、対欧州投資でも心理面でマイナスに働いた。在EU中国商工会議所などが中国のEV生産と欧

インドネシアなどアジア5カ国の債券に資金流入、5月は1年ぶりの大きさ
2024.06.20

インドネシアなどアジア5カ国の債券に資金流入、5月は1年ぶりの大きさ

[19日 ロイター] - インドネシア、マレーシア、インド、韓国、タイのアジア5カ国の債券に対する海外からの資金純流入額が5月に約95億ドルと2023年5月以来1年ぶりの大きさとなった。規制当局などのデータで分かった。米国のインフレ鈍化傾向とアジアの経済見通し改善が背景という。