# 債券市場

安全資産と「トランプ」取引を投資家注視-ビットコイン6万ドル突破
2024.07.14

安全資産と「トランプ」取引を投資家注視-ビットコイン6万ドル突破

(ブルームバーグ): トランプ前米大統領が13日、選挙集会に臨んでいた際に右耳を撃たれたことを受け、金融市場ではトレーダーがセーフヘイブン(安全な避難先)と見なされる資産に殺到し、大統領候補としてのトランプ氏に関連する取引を再評価する可能性が高いと市場ウオッチャーらはみている。A

債券上昇か、米金利低下や20年入札無難予想-買い入れ減額警戒は重し
2024.07.11

債券上昇か、米金利低下や20年入札無難予想-買い入れ減額警戒は重し

(ブルームバーグ): 11日の債券相場は上昇が予想されている。米国の長期金利が順調な10年債入札を受けて低下した流れを引き継ぐほか、国内で行われる20年利付国債入札を無難に終えるとの予想も相場を支える。半面、日本銀行が開いた債券市場参加者会合を受けて国債買い入れの減額規模が膨らむことへの警戒感

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋
2024.07.10

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋

Takahiko Wada Yoshifumi Takemoto[東京 10日 ロイター] - 日銀が9日に開催した銀行グループを対象とした債券市場参加者会合では、2年後の国債買い入れ額として月3兆円程度が望ましいとの意見が多数あったことが複数の関係者の話で明らかになった

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり
2024.07.10

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり

 日本銀行は9~10日、今月末に開く金融政策決定会合で示す国債買い入れの減額計画をめぐり、「債券市場参加者会合」を開いた。日銀は会合で得た金融機関からの意見を参考に、減額幅やペースなどを決めるとしている。丁寧な手続きを経ることで、金融市場の混乱を避ける狙いがあるが、参加者の意向には隔たりも大き

日銀の国債購入減額、機関投資家からも意見求める-実務者会合2日目
2024.07.10

日銀の国債購入減額、機関投資家からも意見求める-実務者会合2日目

(ブルームバーグ): 日本銀行は10日午後、前日に続いて債券市場参加者会合を開催し、機関投資家から日銀による長期国債の買い入れ減額について意見を聞く。複数の関係者への取材によると、9日の銀行や証券会社などとの会合では、メガバンクを中心に日銀に積極的な減額を求める意見が出た。国債を

トルコ、ドル建て債を起債-今年3回目の国際市場借り入れ
2024.07.10

トルコ、ドル建て債を起債-今年3回目の国際市場借り入れ

(ブルームバーグ): トルコは国際債券市場で今年3回目の起債を実施した。インフレが鈍化し始め、経済見通しが改善する中で投資家の信頼感が高まっている状況を利用した。事情に詳しい関係者によると、起債したのは期間8年のドル建て債。規模は17億5000万ドル(約2800億円)で、発行利回

NY市場サマリー(9日)S&P・ナスダック最高値続く、ドル上昇、利回り上昇
2024.07.10

NY市場サマリー(9日)S&P・ナスダック最高値続く、ドル上昇、利回り上昇

<為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長がインフレが進展し、労働市場の過熱が鎮静化しているとの見方を示した一方、利下げ時期が近づいているという明確なシグナルを示さなかったことを受けた。FRBのパウエル議長は9日の議会証言で、「

米経済成長率、下期に2%近辺に鈍化 株価は横ばい=GSAM
2024.07.10

米経済成長率、下期に2%近辺に鈍化 株価は横ばい=GSAM

Suzanne McGee[9日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)の幹部は9日、米経済成長率は今年下半期に2%程度に鈍化するとの予想を示した。企業利益の伸び悩みと政治を巡る不確実性により、株式指数はほぼ横ばいになるとした。

債券は下落か、債券市場参加者会合への警戒重し-5年入札は無難予想
2024.07.09

債券は下落か、債券市場参加者会合への警戒重し-5年入札は無難予想

(ブルームバーグ): 9日の債券相場は下落が予想されている。日本銀行が9、10日に開く債券市場参加者会合で買い入れ減額が大幅になるとの見方が重しとなる。半面、5年利付国債の入札は無難に終えると予想されており、相場を下支えしそうだ。SMBC日興証券の奥村任シニア金利ストラテジストは

「債券村」住人が屋形船に再集結、日銀再利上げ備え引く手あまた
2024.07.08

「債券村」住人が屋形船に再集結、日銀再利上げ備え引く手あまた

(ブルームバーグ): 元日本国債ディーラーの久保田博幸氏は昨秋、「債券村」とも呼ばれる債券市場の関係者たちが集う屋形船の会を数年ぶりに再開した。海外の市場関係者から閉鎖的と捉えられてきたこの村の住人たちが、いま世界のヘッジファンドなどから熱い視線を浴びている。主催した久保田氏は2

農林中金が「外国債券を“今”損切りする」理由 1.5兆円の巨額赤字を抱えてまで、なぜ?
2024.07.08

農林中金が「外国債券を“今”損切りする」理由 1.5兆円の巨額赤字を抱えてまで、なぜ?

 6月18日、農林中央金庫(以下、農林中金)が2024年度中に含み損のある外国債券を約10兆円分、売却すると明らかにした。 今期における農林中金の赤字額は1兆5000億円程度となり、赤字幅はリーマンショックを上回る。このニュースは市場に大きな衝撃を与えたが、読者の中には「債券を満

ユーロが下落、仏下院選受け議会空転に懸念
2024.07.08

ユーロが下落、仏下院選受け議会空転に懸念

Harry Robertson Dhara Ranasinghe[ロンドン 7日 ロイター] - 7日投開票されたフランス国民議会(下院、577議席)総選挙の決選投票で、予想に反して左派連合が極右を抑えて最大勢力になる見通しとなったことを受けてユーロが下落した。ハングパ

フランス資産のリスクは長期化へ-選挙の動揺が収まっても
2024.07.05

フランス資産のリスクは長期化へ-選挙の動揺が収まっても

(ブルームバーグ): 7日のフランス国民議会選挙決選投票でどの政党が第一党になっても、この選挙がフランスの株式市場と債券市場にとって波乱の時期の始まりになると、一部の投資家は予想している。トレーダーはマリーヌ・ルペン氏率いる極右政党「国民連合(RN)」が下院で絶対多数を占めるとい

債券上昇か、30年債入札無難で買い継続ー日銀政策修正警戒で上値限定
2024.07.05

債券上昇か、30年債入札無難で買い継続ー日銀政策修正警戒で上値限定

(ブルームバーグ): 5日の債券相場は上昇が予想されている。前日に30年債入札を無難に消化して上昇した地合いを引き継ぐ。日本銀行が国債買い入れの大幅な減額や早期の追加利上げに踏み切ることへの警戒感が根強く、上値は限定的となりそうだ。東海東京証券の佐野一彦チーフストラテジストは、米

アングル:トランプ氏勝利なら米利回り急上昇、関税でインフレ加速も=市場筋
2024.07.05

アングル:トランプ氏勝利なら米利回り急上昇、関税でインフレ加速も=市場筋

[ロンドン 4日 ロイター] - エドモンド・ドゥ・ロスチャイルド・アセット・マネジメントのベンジャミン・メルマン最高投資責任者は4日、11月の米大統領選でトランプ前大統領が勝利すれば、米国の長期債利回りが急上昇する可能性があるという認識を示した。メルマン氏は、トランプ氏

NY市場サマリー(3日)円対ドルで38年ぶり安値、S&P・ナスダック最高値
2024.07.04

NY市場サマリー(3日)円対ドルで38年ぶり安値、S&P・ナスダック最高値

<為替> 円が対ドルで38年ぶりの安値を更新。対ユーロでも過去最安値に沈んだ。円は下落基調にあり、政府・日銀によるドル売り/円買い介入への警戒感が一段と高まっている。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.2%安の105.41。一時、3週間ぶりの安値を付ける場面もあった。

国債利率、12年ぶりに1%台 10年物、0.8%から上げ
2024.07.02

国債利率、12年ぶりに1%台 10年物、0.8%から上げ

 財務省は2日、7月3日に発行する10年物国債の入札で、国債の買い手に支払う利子の割合を示す「表面利率」を年0.8%から1.1%に引き上げた。1%台にするのは2012年4月以来、約12年ぶり。日銀が13年4月に大規模な金融緩和策を始める前の水準となった。 国債は国が借金するために

新興国の公社債、ハードカレンシー建て発行鈍化へ-政治リスク念頭
2024.07.01

新興国の公社債、ハードカレンシー建て発行鈍化へ-政治リスク念頭

(ブルームバーグ): 新興国市場でのハードカレンシー建ての公社債発行はこの半年間に大きく膨らんだが、政治リスクをはらんだ7-12月(下期)に急減速しそうだ。ブルームバーグがまとめたデータによると、新興国市場の政府および企業による債券発行額は、2021年以降で1-6月(上期)として

NY市場サマリー(26日)ドルが一時160円台後半、利回り上昇 株小幅高
2024.06.27

NY市場サマリー(26日)ドルが一時160円台後半、利回り上昇 株小幅高

<為替> 円が対ドルで一時160円台後半まで下落し、約38年ぶりの安値に沈んだ。市場では政府・日銀による円買い・ドル売り介入への警戒感が一層高まっている。終盤の取引で、ドルは対円で0.7%高の160.697円。一時、1986年12月以来の高値となる160.82円まで上昇した。年初

バイデン氏、米債市場にとって「より好ましい」=ワインスタイン氏
2024.06.26

バイデン氏、米債市場にとって「より好ましい」=ワインスタイン氏

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 著名投資家のボアズ・ワインスタイン氏は25日、11月の米大統領選挙を巡る不確実性が市場のボラティリティーにつながる可能性があるとしながらも、バイデン大統領が債券市場にとって「より好ましい人物」だと述べた。ニューヨークで開催された「ブ