# エネルギー・電力インフラ

福島第一原発 燃料デブリの試験的取り出し始まる(福島)
2024.09.10

福島第一原発 燃料デブリの試験的取り出し始まる(福島)

原発事故の発生から11日で13年半となるのを前に、初めての作業に着手です。福島第一原発2号機で、準備段階で中断されていた燃料デブリの試験的な取り出しが始まりました。東京電力は、2号機の燃料デブリの試験的取り出しに向け、取り出し装置を格納容器に押し込む作業をけさ再開し

高輪ゲートウェイシティの省エネ作戦 蓄熱槽に燃料電池トラックで
2024.09.10

高輪ゲートウェイシティの省エネ作戦 蓄熱槽に燃料電池トラックで

 JR東日本が2025年3月のまちびらきをめざして再開発を進める「高輪ゲートウェイシティ」(東京都港区)で、エリア内の環境負荷を減らすための取り組みが報道公開された。食品廃棄物からつくるバイオガスや燃料電池(FC)トラックの活用で、二酸化炭素(CO2)排出ゼロをめざすという。 同

ENNE、新型電動バイク『F750』と特定原付モデル『T350Pro』を発表
2024.09.10

ENNE、新型電動バイク『F750』と特定原付モデル『T350Pro』を発表

ENNEは新型電動バイク『F750』と『T350Pro』を発表した。今秋発売予定としており、価格は未発表。まず、ENNE F750は3種類の仕様が用意されている。spec1はナンバーを隠せば自転車、ナンバーを見せれば原付1種となる製品で、750Wの高性能モーターを600Wに抑えた

自民・石破氏「エネルギー安定供給は国家の生命線」も再エネ活用で「原発ウェイト下げる」
2024.09.10

自民・石破氏「エネルギー安定供給は国家の生命線」も再エネ活用で「原発ウェイト下げる」

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した石破茂元幹事長(67)は10日、国会内で自身の政策に関する記者会見を開き、再生可能エネルギーの活用で原発への依存度低減を目指していく一方、「安定したエネルギーの供給は国家の生命線だ」と述べ、安全性が十分確保された原発の活用に前向きな考

中国の1日当たり原油輸入量、8月は1年ぶり高水準 価格下落で
2024.09.10

中国の1日当たり原油輸入量、8月は1年ぶり高水準 価格下落で

[北京 10日 ロイター] - 中国税関総署のデータを基にロイターが算出したところによると、8月の原油輸入量は日量1156万バレルで、2023年8月以来最高となった。原油価格の下落と精製マージンの改善を受けた。税関総署によると、8月の輸入総量は4910万トンで、前年同月比

シャープ、大容量・省スペースの住宅用クラウド蓄電池
2024.09.10

シャープ、大容量・省スペースの住宅用クラウド蓄電池

シャープは、省スペースかつ大容量の住宅用クラウド蓄電池システムを10月4日に発売する。電気代の高騰や防災意識の高まりにより、蓄電池設置の需要が高まっているものの、都市部の狭小住宅等では設置スペースに制約があり、大容量の蓄電池を導入することが難しいケースがある。本製品

中国の石油製品需要、23年がピークで減少幅加速へ 研究者が予想
2024.09.10

中国の石油製品需要、23年がピークで減少幅加速へ 研究者が予想

[シンガポール 10日 ロイター] - 中国の石油の研究者は10日、同国の石油製品需要は2023年にピークを迎えた後、25年にかけて年平均1.1%減少し、その後は減少幅が加速するとの見通しを示した。中国の石油製品需要は25─30年に年平均2.7%減少し、30─35年は同3

中国、年間12億トン超の炭鉱開発計画、温室ガス大幅増の恐れ
2024.09.10

中国、年間12億トン超の炭鉱開発計画、温室ガス大幅増の恐れ

[北京 10日 ロイター] - 中国が開発を計画している新たな炭鉱は、4月現在で生産能力にして年間12億8000万トン相当と、世界中で計画されている新炭鉱の半分以上を占めることが、米グローバル・エネルギー・モニター(GEM)が10日公表した調査報告書で明らかになった。温室効果ガスである

「最後まで責任もって対応」福島第一原発で燃料デブリの試験的な取り出し開始で政府
2024.09.10

「最後まで責任もって対応」福島第一原発で燃料デブリの試験的な取り出し開始で政府

東京電力が福島第一原発で燃料デブリの試験的な取り出しを開始したことを受け、林官房長官は廃炉に向け国としても「最後まで責任を持つ」と強調しました。【林官房長官】「国としても、福島第一原子力発電所の安全かつ着実な廃炉に向けまして引き続き最後まで責任を持って対応してまいります」

燃料デブリ取り出し「安全第一で」福島第一原発で作業開始
2024.09.10

燃料デブリ取り出し「安全第一で」福島第一原発で作業開始

福島第一原発で、準備段階で中断されていた溶け落ちた核燃料・「燃料デブリ」の試験的な取り出しが始まりました。 東京電力は2号機の燃料デブリの試験的取り出しに向け、取り出し装置を格納容器に押し込む作業を10日朝再開しました。 取り出し装置は、午前7時20分に格納容器の中

【ドイツ】気候テックのレオニック、1300万ユーロ調達
2024.09.10

【ドイツ】気候テックのレオニック、1300万ユーロ調達

 気候テック(温室効果ガスの排出量削減や地球温暖化対策に用いるテクノロジー)のソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)を手がけるドイツのスタートアップ企業レオニック(Reonic)は、資金調達ラウンド(シリーズA)で1,300万ユーロを確保した。 今回のラウンドは、ベンチャー

【英国】高炉閉鎖を前倒しか B・スチール、9月中に決定
2024.09.10

【英国】高炉閉鎖を前倒しか B・スチール、9月中に決定

 英国の鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールが、イングランド東部スカンソープ(Scunthorpe)製鉄所の高炉閉鎖を前倒しする可能性が出てきた。今年のクリスマス前に実行する見込みで、従業員約4,500人のうち、約半数に間もなく解雇通知が出されるもようだ。関係者などの話を元に、BBC電子版が報じた

【タイ】ボイラー製造ジェタベック、日本法人設立
2024.09.10

【タイ】ボイラー製造ジェタベック、日本法人設立

 タイで工場用の蒸気ボイラーを製造するジェタベックは9日、東京都新宿区に日本法人ジェタベックジャパンを設立したと発表した。同社製品の販売や設置、メンテナンスを手がける。 ジェタベックジャパンの資本金は3,000万円。6月24日付で設立した。ジェタベックはこれまで、木材などのバイオ

合成メタン生成「新触媒」で伊藤忠が攻勢かける、製造能力10倍に
2024.09.10

合成メタン生成「新触媒」で伊藤忠が攻勢かける、製造能力10倍に

伊藤忠商事は合成メタンを生成する触媒の生産・販売で攻勢をかける。子会社の伊藤忠セラテック(ICC、愛知県瀬戸市)が、合成メタンの原料となる水素と二酸化炭素(CO2)の化学反応を低温環境で効率的に促進する新たな触媒を開発した。2025年度に数十億円を投じて生産棟を増設し、新触媒の生産能力を引き上

デブリ回収「緊張感持ち対応を」 林官房長官
2024.09.10

デブリ回収「緊張感持ち対応を」 林官房長官

 林芳正官房長官は10日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業が再開したことについて「廃炉の根幹となる最も困難な作業段階に入っていく。 東電にはこれまで以上に高い緊張感を持って対応することを求めたい」と語った。「国としても安

「原発ドラッグ」想田和弘
2024.09.10

「原発ドラッグ」想田和弘

 7月24日、朝日新聞デジタル版が独自取材記事を掲載した。「原発の建設費を電気料金に上乗せ、経産省が新制度検討 自由化に逆行」との見出しである。 それによると、原発の新増設を進めるため、建設費を電気料金に上乗せできる制度の導入を経済産業省が検討しているそうだ。なぜなら福島第一原発

福島第1原発、事故後初のデブリ採取開始 作業ミスで延期も廃炉実現へ一歩
2024.09.10

福島第1原発、事故後初のデブリ採取開始 作業ミスで延期も廃炉実現へ一歩

東京電力は10日、福島第1原発事故後初となる溶融燃料(デブリ)の取り出しを2号機で開始した。今回は試験的に3グラム以下を採取し、政府と東電が目指す全量回収に向けた工法などの検討に生かす。計画より約3年遅れのスタートになったが、最難関の工程とされるデブリ採取に着手したことで廃炉は実現に向けて一歩

廃炉工程は最終段階の「第3期」に移行
2024.09.10

廃炉工程は最終段階の「第3期」に移行

 国と東電は、福島第1原発2号機でのデブリ取り出し着手を踏まえ、廃炉は工程表で最終段階に当たる「第3期」へと移行したと明らかにした。

積雪地での太陽光発電、垂直型パネルで実験 セブン-イレブン蔵王みはらしの丘店に県内初設置
2024.09.10

積雪地での太陽光発電、垂直型パネルで実験 セブン-イレブン蔵王みはらしの丘店に県内初設置

 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は、垂直設置が可能なパネルによる積雪地での太陽光発電の実証実験を、山形市みはらしの丘1丁目のセブン―イレブン蔵王みはらしの丘店と宮城県登米市の店舗で実施する。有効性が認められれば、エリア拡大などを見据える。 同社は現在、全店舗の約

トヨタ・日産・パナソニックHD… 蓄電池・部素材の生産増強へ経産省が支援、総投資額は1兆円超
2024.09.10

トヨタ・日産・パナソニックHD… 蓄電池・部素材の生産増強へ経産省が支援、総投資額は1兆円超

経済産業省は6日、電気自動車(EV)用車載電池や部素材などの生産増強に向け、トヨタ自動車や日産自動車、パナソニックホールディングス(HD)などの設備投資計画を支援すると発表した。総投資額は1兆70億円で、そのうち最大3479億円を助成する。国内の電池生産能力は、従来比約40%増の1億2000万