中国の石油製品需要、23年がピークで減少幅加速へ 研究者が予想

AI要約

中国の石油製品需要は2023年にピークを迎え、25─30年にかけて減少する見通し

原油精製能力は25─30年にわたり、日量1930万バレルから1960万バレルに増加する見込み

電気自動車の普及やコロナ後の経済成長鈍化により、中国の石油需要は低迷している

[シンガポール 10日 ロイター] - 中国の石油の研究者は10日、同国の石油製品需要は2023年にピークを迎えた後、25年にかけて年平均1.1%減少し、その後は減少幅が加速するとの見通しを示した。

中国の石油製品需要は25─30年に年平均2.7%減少し、30─35年は同3.2%減る見込みとイベントで述べた。

原油精製能力は25年が日量1930万バレル、30年は同1960万バレルと予想した。

中国では電気自動車(EV)の普及やコロナ後の経済成長鈍化により石油需要が低迷し、石油の消費と価格に打撃となっている。