# エネルギー・電力インフラ

【ドイツ】気候テックのレオニック、1300万ユーロ調達
2024.09.10

【ドイツ】気候テックのレオニック、1300万ユーロ調達

 気候テック(温室効果ガスの排出量削減や地球温暖化対策に用いるテクノロジー)のソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)を手がけるドイツのスタートアップ企業レオニック(Reonic)は、資金調達ラウンド(シリーズA)で1,300万ユーロを確保した。 今回のラウンドは、ベンチャー

【英国】高炉閉鎖を前倒しか B・スチール、9月中に決定
2024.09.10

【英国】高炉閉鎖を前倒しか B・スチール、9月中に決定

 英国の鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールが、イングランド東部スカンソープ(Scunthorpe)製鉄所の高炉閉鎖を前倒しする可能性が出てきた。今年のクリスマス前に実行する見込みで、従業員約4,500人のうち、約半数に間もなく解雇通知が出されるもようだ。関係者などの話を元に、BBC電子版が報じた

【タイ】ボイラー製造ジェタベック、日本法人設立
2024.09.10

【タイ】ボイラー製造ジェタベック、日本法人設立

 タイで工場用の蒸気ボイラーを製造するジェタベックは9日、東京都新宿区に日本法人ジェタベックジャパンを設立したと発表した。同社製品の販売や設置、メンテナンスを手がける。 ジェタベックジャパンの資本金は3,000万円。6月24日付で設立した。ジェタベックはこれまで、木材などのバイオ

合成メタン生成「新触媒」で伊藤忠が攻勢かける、製造能力10倍に
2024.09.10

合成メタン生成「新触媒」で伊藤忠が攻勢かける、製造能力10倍に

伊藤忠商事は合成メタンを生成する触媒の生産・販売で攻勢をかける。子会社の伊藤忠セラテック(ICC、愛知県瀬戸市)が、合成メタンの原料となる水素と二酸化炭素(CO2)の化学反応を低温環境で効率的に促進する新たな触媒を開発した。2025年度に数十億円を投じて生産棟を増設し、新触媒の生産能力を引き上

デブリ回収「緊張感持ち対応を」 林官房長官
2024.09.10

デブリ回収「緊張感持ち対応を」 林官房長官

 林芳正官房長官は10日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業が再開したことについて「廃炉の根幹となる最も困難な作業段階に入っていく。 東電にはこれまで以上に高い緊張感を持って対応することを求めたい」と語った。「国としても安

「原発ドラッグ」想田和弘
2024.09.10

「原発ドラッグ」想田和弘

 7月24日、朝日新聞デジタル版が独自取材記事を掲載した。「原発の建設費を電気料金に上乗せ、経産省が新制度検討 自由化に逆行」との見出しである。 それによると、原発の新増設を進めるため、建設費を電気料金に上乗せできる制度の導入を経済産業省が検討しているそうだ。なぜなら福島第一原発

福島第1原発、事故後初のデブリ採取開始 作業ミスで延期も廃炉実現へ一歩
2024.09.10

福島第1原発、事故後初のデブリ採取開始 作業ミスで延期も廃炉実現へ一歩

東京電力は10日、福島第1原発事故後初となる溶融燃料(デブリ)の取り出しを2号機で開始した。今回は試験的に3グラム以下を採取し、政府と東電が目指す全量回収に向けた工法などの検討に生かす。計画より約3年遅れのスタートになったが、最難関の工程とされるデブリ採取に着手したことで廃炉は実現に向けて一歩

廃炉工程は最終段階の「第3期」に移行
2024.09.10

廃炉工程は最終段階の「第3期」に移行

 国と東電は、福島第1原発2号機でのデブリ取り出し着手を踏まえ、廃炉は工程表で最終段階に当たる「第3期」へと移行したと明らかにした。

積雪地での太陽光発電、垂直型パネルで実験 セブン-イレブン蔵王みはらしの丘店に県内初設置
2024.09.10

積雪地での太陽光発電、垂直型パネルで実験 セブン-イレブン蔵王みはらしの丘店に県内初設置

 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパン(東京)は、垂直設置が可能なパネルによる積雪地での太陽光発電の実証実験を、山形市みはらしの丘1丁目のセブン―イレブン蔵王みはらしの丘店と宮城県登米市の店舗で実施する。有効性が認められれば、エリア拡大などを見据える。 同社は現在、全店舗の約

トヨタ・日産・パナソニックHD… 蓄電池・部素材の生産増強へ経産省が支援、総投資額は1兆円超
2024.09.10

トヨタ・日産・パナソニックHD… 蓄電池・部素材の生産増強へ経産省が支援、総投資額は1兆円超

経済産業省は6日、電気自動車(EV)用車載電池や部素材などの生産増強に向け、トヨタ自動車や日産自動車、パナソニックホールディングス(HD)などの設備投資計画を支援すると発表した。総投資額は1兆70億円で、そのうち最大3479億円を助成する。国内の電池生産能力は、従来比約40%増の1億2000万

ドイツはもうおしまいだ…フォルクスワーゲンが国内工場を閉鎖した「真の原因」
2024.09.10

ドイツはもうおしまいだ…フォルクスワーゲンが国内工場を閉鎖した「真の原因」

世界の原子力政策が、今大きな転換を迎えている。スイスは2017年の国民投票で、原子力発電所の新設禁止を可決し、原発新設禁止は国是となっていた。だが、今年の8月28日に、アルベルト・レシュティ・エネルギー大臣は、地政学的緊張が高まる中で、エネルギー供給を強化するためには原発政策に関

「燃料デブリ」試験的取り出しに着手 東京電力・福島第一原発2号機 ミスで中断から約2週間
2024.09.10

「燃料デブリ」試験的取り出しに着手 東京電力・福島第一原発2号機 ミスで中断から約2週間

福島第一原発でミスにより中断されていた燃料デブリの試験的な取り出しについて、東京電力は、けさから作業を再開しました。東京電力は、先月22日から中断されていた福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しについて、けさから作業を再開しました。東電によりますと、取

大手商社、原油は60-70ドルで推移と予想 供給過剰で
2024.09.10

大手商社、原油は60-70ドルで推移と予想 供給過剰で

Florence Tan Chen Aizhu Trixie Yap[シンガポール 9日 ロイター] - 大手資源商社トラフィギュラと商品取引大手ガンバーの幹部は9日、原油価格について、中国の需要が低迷し、世界的な供給過剰が根強く続くため、1バレル=60-70ドルの範囲で

日本通運、浜松で太陽光発電を導入、自動化や省人化設備を再エネで
2024.09.10

日本通運、浜松で太陽光発電を導入、自動化や省人化設備を再エネで

NIPPON EXPRESSホールディングスは、日本通運とNX・TCリース&ファイナンスがエネルギーサービス契約(PPAモデル)を締結し、静岡県浜松市の日本通運施設「浜松物流センター」において9月20日から、太陽光発電設備の運用を開始すると発表した。PPAとは、Power Pur

デブリ試験的取り出し、再開 パイプ取り付けミスで中断 東電福島第1原発
2024.09.10

デブリ試験的取り出し、再開 パイプ取り付けミスで中断 東電福島第1原発

 東京電力は10日午前、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を再開した。 試験的取り出しは2011年の事故後初の試みで、8月22日に始める予定だったが、デブリ回収装置に取り付ける5本のパイプの並び順に誤りが判明し中断していた。実際に回収できれば

車の電動化に必須な「インバーター」、デンソーが福島で生産始めた狙い
2024.09.10

車の電動化に必須な「インバーター」、デンソーが福島で生産始めた狙い

デンソーは、生産子会社のデンソー福島(福島県田村市)でインバーターの生産を開始したと発表した。インバーターは車の電動化に必須の製品で、バッテリーからの直流電流を交流に変換することができる。デンソー福島で新たにインバーターを生産することで国内体制を強化し、デンソーグループの電動化領域の競争力を高

<速報>福島第1原発2号機、デブリ取り出し着手
2024.09.10

<速報>福島第1原発2号機、デブリ取り出し着手

 東京電力は10日午前7時20分、福島第1原発2号機からの溶融核燃料(デブリ)取り出し作業に着手した。8月22日に着手に向けた準備作業を開始したが、取り出し装置を原子炉格納容器内に押し込むパイプの取り付け手順を誤り、延期していた。今後、数週間程度かけて3グラム以下のデブリを試験的に採取する。<

東電、デブリ採取の作業を開始 ミスで中断、福島第1原発2号機
2024.09.10

東電、デブリ採取の作業を開始 ミスで中断、福島第1原発2号機

 東京電力は10日、福島第1原発2号機の溶融核燃料(デブリ)の試験的採取作業を始めた。格納容器内に残る少量の取り出しを目指す。8月22日に準備作業を開始したがパイプの並び順を誤るミスが判明し、中断していた。採取作業は2011年3月の事故後、初めてとなる。 計画では、原子炉格納容器

東風ホンダでも希望退職、中国市場でEV出遅れ大苦戦[新聞ウォッチ]
2024.09.10

東風ホンダでも希望退職、中国市場でEV出遅れ大苦戦[新聞ウォッチ]

世界最大の自動車市場の中国で、電気自動車(EV)など新エネルギー車の出遅れで日本車メーカー各社が大苦戦する中、ホンダと中国の東風汽車集団との合弁会社の「東風ホンダ」でも希望退職を募集したことが分かったと、きょうの日経が報じている。それによると、東風ホンダは8月下旬に希望退職の募集

米メキシコ湾岸の石油施設から作業員退避、熱帯暴風雨接近へ
2024.09.10

米メキシコ湾岸の石油施設から作業員退避、熱帯暴風雨接近へ

Georgina McCartney[ヒューストン 9日 ロイター] - 米メキシコ湾岸の石油・ガス生産会社は熱帯性暴風雨「フランシーヌ」の接近に備え、作業員の避難や掘削活動の停止に動いている。米国立ハリケーンセンター (NHC)によると、フランシーヌはカテ