# PFAS

ミネラルウォーターからPFAS検出 水道水の目標値の最大6倍相当
23時間前

ミネラルウォーターからPFAS検出 水道水の目標値の最大6倍相当

 神戸市内の企業が製造したミネラルウォーターから、健康への影響が懸念されている有機フッ素化合物のPFAS(ピーファス)が検出されていたことが5日わかった。 食品衛生法上の基準はないが、水道法の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)の最大約6倍に相当する濃度。市の要請を受けて

「日本は水の安全など後進国だ」立憲・長妻政調会長 PFAS被害ヒアリングで
2024.07.03

「日本は水の安全など後進国だ」立憲・長妻政調会長 PFAS被害ヒアリングで

人体への有害性が指摘される「PFAS(有機フッ素化合物)」について、立憲民主党が東京・多摩地域でヒアリングを行い政府の対応の遅さを指摘しました。立憲民主党 長妻政調会長「日本はこういう水の安全とか食の安全とか、農薬の安全これについてはすべて後進国だと思っております。

日本の水道水は大丈夫?煮沸消毒しても除去されない化学物質「PFAS」が“やっかい”な3つの理由
2024.07.03

日本の水道水は大丈夫?煮沸消毒しても除去されない化学物質「PFAS」が“やっかい”な3つの理由

 有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」をめぐり、国は、全国の水道事業者などに水質検査の結果などを9月末までに報告するように要請しました。果たして、日本の水道水は大丈夫なのでしょうか?京都大学・原田浩二准教授への取材などをもとに“PFASとは何か”をまとめました。 まず、P

発がん性の指摘…化学物質「PFAS」が水源地から検出された岐阜県各務原市 対策委開き水質改善に向け協議
2024.06.30

発がん性の指摘…化学物質「PFAS」が水源地から検出された岐阜県各務原市 対策委開き水質改善に向け協議

 岐阜県各務原市の水源地から発がん性が指摘されている「PFAS」が検出された問題を受け、6月29日、水質改善に向けた対策委員会が開かれました。 各務原市では、2020年に三井水源地で発がん性が指摘されている有機フッ素化合物=PFASが検出され、その後の水質調査の結果、市内の井戸な

中長期的なPFAS対策を議論 水質改善対策委員会が初会合 岐阜県各務原市
2024.06.29

中長期的なPFAS対策を議論 水質改善対策委員会が初会合 岐阜県各務原市

  各務原市の水源地から発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」が検出された問題で、市は29日、中長期的な対策などを検討するため、専門家らでつくる対策委員会を初めて開きました。  この問題を巡っては去年7月、市民の半数の世帯に水道水を供給している三井水源地か

【解説】“有害”PFASに初の評価 水道水は安全か異例の全国調査 岡山・吉備中央町では基準値“28倍”…住民に不安広がる
2024.06.27

【解説】“有害”PFASに初の評価 水道水は安全か異例の全国調査 岡山・吉備中央町では基準値“28倍”…住民に不安広がる

食品安全委員会は24日、有害な有機フッ素化合物「PFAS」について初の評価をまとめ、国にリスク管理を求めた。PFASは河川や水道水で広範に検出され、特に「PFOA」と「PFOS」が毒性が強いという。各地の河川などから検出が相次ぎ、有害性が指摘されている有機フッ素化合

有機フッ素化合物「PFAS」 三沢の町内会が「発生源特定」を要請
2024.06.26

有機フッ素化合物「PFAS」 三沢の町内会が「発生源特定」を要請

アメリカ軍三沢基地に隣接するため池で高濃度のPFASが検出されたことを受け周辺の町内会が市に発生源の特定を要請しました。一方、国の食品安全委員会は基準値を盛り込んだ健康影響評価を正式に取りまとめました★三沢基地周辺町内連合会 種市光雄 会長「五川目堤か

全国の水道で初のPFAS実態調査 国が要請
2024.06.26

全国の水道で初のPFAS実態調査 国が要請

 人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物=「PFAS」について、国が都道府県などに水道水の調査を求めたことがわかりました。小規模な水道も含めた調査は初めてです。「全国の水道事業者等に水質検査結果の報告等を依頼した」「水道の水質に関する暫定目標値の取り扱いの検討に活用したい」(

発がん性指摘のPFAS、水道水は安全か 高濃度の岡山では血液検査、国は全国調査着手
2024.06.26

発がん性指摘のPFAS、水道水は安全か 高濃度の岡山では血液検査、国は全国調査着手

発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」の汚染実態を把握しようと、政府が水道水の全国調査に乗り出した。米国が今年4月、世界的にも厳しい水準の飲み水の濃度基準を設定するなど、各国で対策の強化が進んでいる。国内ではこれまで、水道水や河川などで国の暫定目標値を超える濃度のPFA

PFASの健康影響否定できず 食品委、発がん性「証拠限定的」
2024.06.25

PFASの健康影響否定できず 食品委、発がん性「証拠限定的」

 内閣府の食品安全委員会は25日、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の健康影響について、国として初となる評価書を決定した。出生時の体重低下やワクチン接種後の抗体低下との関連は「否定できない」とした。健康影響に関する知見はまだ少なく、発がん性については「証拠は限定的」と評価するにと

食品安全委がPFAS健康影響で初の評価書
2024.06.25

食品安全委がPFAS健康影響で初の評価書

 内閣府の食品安全委員会は25日、発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)について、国として初となる健康影響評価書を決定した。

全国の水道水を調査へ 小規模含め“実態把握”は初 有害性指摘の「PFAS」河川などで数値超える事例相次ぎ
2024.06.25

全国の水道水を調査へ 小規模含め“実態把握”は初 有害性指摘の「PFAS」河川などで数値超える事例相次ぎ

人体への有害性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」について、国が都道府県などに水道水の調査を求めたことが分かりました。小規模な水道も含めた調査は初めてです。伊藤環境大臣「全国の水道事業者等に水質検査結果の報告等を依頼した」、「水道の水質に関する暫定

全国の水道水 PFAS検出状況を把握へ 国が9月末までに報告要請
2024.06.25

全国の水道水 PFAS検出状況を把握へ 国が9月末までに報告要請

有機フッ素化合物の「PFAS」をめぐり、環境省と国土交通省は全国の水道事業者などに対して、これまでの水質検査の結果などを9月末までに報告するよう要請しました。伊藤信太郎 環境大臣「全国の水道事業者等に対して、水質検査結果の報告等を依頼した」人体に有害な

水道水のため流産? 不安広がる日本…政府が大々的調査
2024.06.25

水道水のため流産? 不安広がる日本…政府が大々的調査

日本で発がん性化学物質の有機フッ素化合物(PFAS)が浄水場と河川で相次いで検出された中、PFASに汚染した水道水を使用した現地住民の被害事例が続出している。日本政府は全国単位の水道水現況調査に着手した。24日の共同通信などによると、日本政府は先月、全国47都道府県の担当部署や水

全国1万2千の水道で国がPFAS実態把握へ 小規模水道も対象
2024.06.24

全国1万2千の水道で国がPFAS実態把握へ 小規模水道も対象

 健康影響が懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)について、国が水道水からの検出状況の調査を進めている。環境省と国土交通省が5月末、都道府県や事業者などに対し、9月末までに水道約1万2千カ所の状況を報告するよう求める通知を出した。小規模な水道も含めた調査は初めてになる。 PF

PFAS、水道水の実態調査 1万超対象、目標値見直しへ 政府
2024.06.24

PFAS、水道水の実態調査 1万超対象、目標値見直しへ 政府

 発がん性が疑われる有機フッ素化合物「PFAS」が浄水場などで検出されたことを受け、政府が全国の水道事業者に水質調査を要請していたことが24日、分かった。 小規模事業者を含めた実態調査は初めて。調査対象は約1万2000事業者で、9月末までに報告を求める。 国が定める

政府、水道水のPFAS全国調査 汚染の実態確認へ
2024.06.22

政府、水道水のPFAS全国調査 汚染の実態確認へ

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が各地の浄水場や河川で検出されている事態を受け、政府が水道水の全国調査に乗り出したことが22日、分かった。汚染の実態把握が急務と判断した。PFASに特化し、小規模事業者にも対象を拡大した大規模調査は初めて。政府関係者が明らかにした。今後進める水

「PFAS」 政府として健康影響を初評価 内閣府食品安全委員会の作業部会
2024.06.20

「PFAS」 政府として健康影響を初評価 内閣府食品安全委員会の作業部会

人体に有害な可能性が指摘されている有機フッ素化合物の「PFAS」について、内閣府の作業部会は政府として初めての健康への影響に関する評価を示しました。PFASは人工的に作られた1万種類以上の有機フッ素化合物の総称で、高濃度のPFASが検出された自治体から健康への影響を調べて欲しいと

公費で住民ら血液検査へ、全国初 浄水場からPFAS検出、岡山
2024.06.12

公費で住民ら血液検査へ、全国初 浄水場からPFAS検出、岡山

 岡山県吉備中央町の浄水場の水から発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出された問題で、供給区域の住民らを対象に、町が10月にも公費で血液検査をすることが12日、町への取材で分かった。環境省によると、公費による検査は全国初。 町によると、検査は当該の浄水場から水を供

全国各地でPFAS検出相次ぐ:欧州のPFAS規制、日本まさかの反対
2024.06.12

全国各地でPFAS検出相次ぐ:欧州のPFAS規制、日本まさかの反対

国の暫定指針値を超えたPFAS(有機フッ素化合物)の検出が日本の各地でも相次ぐ。PFASは長期間残留することから、環境への影響や健康被害の懸念がある。EUはPFASの製造や使用を全面禁止にする規制案を発表したが、日本の経産省や経団連はまさかの「反対」を表明した。(オルタナ編集委員=栗岡 理子、