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大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは
2024.06.27

大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは

 欧州で一番交通渋滞がひどい都市はロンドンである。2023年、それは過去最高レベルとなった。 交通情報企業の米インリックス(INRIX)社が発表したデータによれば、2023年にロンドンのドライバーが渋滞に費やした時間は99時間、つまり「年間4日間」ほど

認証不正「痛恨の思い」 株主総会で社長ら陳謝 マツダ
2024.06.25

認証不正「痛恨の思い」 株主総会で社長ら陳謝 マツダ

 マツダは25日、広島県府中町の本社で株主総会を開いた。 毛籠勝弘社長は今月発覚した自動車の量産に必要な「型式指定」に関する認証不正について、「多大なるご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ない」と陳謝。「痛恨の思いだ。二度と再発させないことが経営責任だ」と再発防止に全力を挙げると

CO2除去ビジネスの成功に懸ける米テック大手の目利きは確かか?
2024.06.25

CO2除去ビジネスの成功に懸ける米テック大手の目利きは確かか?

マイクロソフトやセールスフォースなどテック大手は6月18日、気候変動対策として、大気中から二酸化炭素(CO2)を直接除去するさまざまな試みに、追加で資金を注ぎ込むことを発表した。【ジェフ・ヤング】その目的は、CO2除去(CDR)という、小さいながらも成長中の分野を後押しすることだ

キンドリル、パナソニックISのデータセンター温熱環境刷新を支援
2024.06.25

キンドリル、パナソニックISのデータセンター温熱環境刷新を支援

 キンドリルは、パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)のグループ基幹システム運用データセンターにおいて温熱環境の検証を実施し、空調機10台を削減したと発表した。これにより同データセンターの温熱環境を最適化し、パナソニックISでのサステナビリティー(持続可能性)の向上に貢

EVの逆風で注目高まる「PHEV」がいまひとつメジャーになり切れないのはなぜか?
2024.06.25

EVの逆風で注目高まる「PHEV」がいまひとつメジャーになり切れないのはなぜか?

 外部電源からの充電が可能で、バッテリーが切れた後も低燃費で走行可能というプラグインハイブリッドカー。現在は価格の高さから販売台数は限定的だが、今後の技術進化によっては環境ソリューションのメインストリームになる可能性も秘めており、世界のメーカーによる開発競争の激化は必至だ。果たしてどこまで普及

キンドリル、パナソニックグループ基幹データセンターの温熱環境を刷新、CO2排出量削減に貢献
2024.06.24

キンドリル、パナソニックグループ基幹データセンターの温熱環境を刷新、CO2排出量削減に貢献

 キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)は24日、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)がグループ向け基幹システムを運用しているデータセンターについて、キンドリルのカーボンマネジメントソリューションやデータセンター設備の知見やスキルを活用し、温熱環

バッテリーEVトラックはコスパ悪すぎ! CO2削減コストは「RD」の5.8倍でディーゼル車のほうがマシ!?
2024.06.23

バッテリーEVトラックはコスパ悪すぎ! CO2削減コストは「RD」の5.8倍でディーゼル車のほうがマシ!?

 バッテリーEV(BEV)はあまり環境に優しくないかもしれない。少なくとも長距離輸送用の大型トラックにおいては……。 BEVは原材料のサプライチェーンで大量の排出があるほか、トラックはバッテリーによる重量増で減トンされるため、同じ輸送力を確保するのに台数を増やす必要があるからだ。

斉藤健経産相、温暖化対策「CCS」に期待 苫小牧市の実証事業所など視察
2024.06.22

斉藤健経産相、温暖化対策「CCS」に期待 苫小牧市の実証事業所など視察

斉藤健経済産業相は22日、温暖化対策で二酸化炭素(CO2)を地中深く貯留する「CCS」の実証事業などが行われている北海道苫小牧市の事業所などを視察した。工場などから排出されたCO2を液体にして輸送する実証船や、貯留状況をモニタリングしている苫小牧事業所などで進捗(しんちょく)状況を確認。「苫小

CO2貯留支援「早急に検討」 斎藤経産相、北海道の実証施設視察
2024.06.22

CO2貯留支援「早急に検討」 斎藤経産相、北海道の実証施設視察

 斎藤健経済産業相は22日、北海道苫小牧市を訪れ、二酸化炭素(CO2)を回収して地下にためる「CO2の回収・貯留(CCS)」技術の実用化に向けた実証試験施設を視察した。 斎藤氏は視察後に記者会見し、2030年までの商用化を目指すCCS事業について「早急に支援制度の在り方を検討して

エアコン室外機に遮熱塗料塗装サービス キングジム
2024.06.21

エアコン室外機に遮熱塗料塗装サービス キングジム

キングジムとコバヤシは、法人向けに「エアコン室外機への遮熱塗料 塗装サービス」を開始した。オフィスビルや商業施設などのエアコン室外機を対象とし、CO2排出量・電気代削減に繋げる。エアコン室外機と周辺の床に遮熱塗料の塗装を行ない、同様の遮熱塗料を塗装した専用ルーバーを設置するサービ

「食品ロス」経済損失4兆円 22年度推計、最少472万トン
2024.06.21

「食品ロス」経済損失4兆円 22年度推計、最少472万トン

 政府は21日、コンビニや家庭などで本来食べられるのに捨てられた2022年度の「食品ロス」は推計472万トンだったと発表した。食品の価値などから経済損失は推計4兆円。発生量は推計を始めた12年度以降で最少だった。政府は30年度までに00年度比で食品ロス半減を掲げており、事業者分は目標を達成した

農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決
2024.06.21

農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決

 トヨタグループ各社が取り組む農業ビジネスが、収益化に向けて着実に歩みを進めている。豊田合成は、二酸化炭素(CO2)を排出しないイチゴの栽培技術について、今月から屋外での本格的な実証を開始。デンソーはソフトウエア技術を生かした収穫ロボットの販売を欧州で始めた。日本の農業は高齢化や人手不足を背景

太平洋セメント、米国に大型サイロ2基新設へ
2024.06.20

太平洋セメント、米国に大型サイロ2基新設へ

 太平洋セメント <5233> は20日、米カリフォルニア州でセメントの原材料を貯蔵する大型サイロを2基新設すると発表した。脱炭素の機運が高まる中、米国では製造過程での二酸化炭素(CO2)排出量が少ない「混合セメント」の需要が拡大しており、貯蔵機能を計5万1900トン強化。4000万ドル(約6

鋼材脱炭素「政策支援を」 JFE広瀬社長、収益化へ
2024.06.15

鋼材脱炭素「政策支援を」 JFE広瀬社長、収益化へ

 JFEスチールの広瀬政之社長(60)が共同通信のインタビューに応じ、製造工程での二酸化炭素(CO2)排出量を減らした鋼材の収益向上を急ぐ姿勢を明らかにした。性能が変わらない一方で「環境価値」を価格に上乗せするため、市場形成は道半ばだ。広瀬氏は「製品の価値を正しく評価し、需要を喚起する政策的な

ぜんぶエンジン「ナゾ配置」…なぜ? エンブラエルの「未来の旅客機」が革新設計すぎる! しかも4種類
2024.06.15

ぜんぶエンジン「ナゾ配置」…なぜ? エンブラエルの「未来の旅客機」が革新設計すぎる! しかも4種類

 ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルは2024年現在、新型航空機開発プロジェクト「ENERGIA」を進めています。このプロジェクトでは4つのコンセプトで開発された旅客機がラインナップ予定ですが、いずれもプロペラ機では珍しく、エンジンが胴体最後部に備わる「リアエンジン機」であるという特徴を持

イオン、約4000店舗で電子レシート導入--スマホで確認、CO2削減へ
2024.06.14

イオン、約4000店舗で電子レシート導入--スマホで確認、CO2削減へ

 イオンは6月13日、イオングループ19社約4000店舗で「電子レシート(レシートレス機能)」を導入すると発表した。ペーパーレスによるCO2削減への取り組みとして実施する。導入開始は6月21日から順次。 電子レシートは、購入した日付や店名、商品など通常紙で提供されるレシートを電子

三井住友銀、ソニーらが42億円出資、大手6社と提携のアスエネ。「M&Aで国内気候テック再編」も視野
2024.06.14

三井住友銀、ソニーらが42億円出資、大手6社と提携のアスエネ。「M&Aで国内気候テック再編」も視野

この数年で多くのプレイヤーが参入してきた気候テック・CO2見える化業界の地殻変動のはじまりなのか。CO2排出量の見える化・削減ソフトウェア大手のアスエネが6月14日、シリーズCラウンドのファーストクローズで三井住友銀行(SMBC)、SBIインベストメント、スパークス・アセット・マ

イオンが電子レシート導入
2024.06.14

イオンが電子レシート導入

 イオン <8267> は13日、グループ19社の約4000店舗で電子レシートを21日から順次導入すると発表した。グループ共通のアプリ「iAEON(アイイオン)」の利用者が対象で、利便性を高めるのが狙い。月に約2300万枚の紙のレシートを減らすことを目指しており、CO2排出量の削減にもつながる

グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ
2024.06.13

グリーンスチールとは何か? 日本製鉄や神戸製鋼、JFEが「こぞって注力」するワケ

 鉄鋼業界はこれまで、CO2排出量が多いとされる産業の1つとされ、「脱炭素化」が急務となっている。こうした中、鉄鋼業界では「グリーンスチール」が注目を浴びている。これはCO2排出量を大幅に減少させた鉄鋼製造方法で生成された鉄のこと。本記事では、グリーンスチールの基礎、具体的な精製方法、日本製鉄

なぜグリーンスチールは「GXの要」? 経産省が推す理由
2024.06.11

なぜグリーンスチールは「GXの要」? 経産省が推す理由

 現在さまざまな業界で脱炭素やカーボンニュートラルの活動が本格化する中、「グリーンスチール」を掲げ、CO2排出量削減に取り組んでいるのが鉄鋼業界だ。国内製造業の中でも特に鉄鋼業はCO2排出量が多いことで知られ、日本の産業界全体のカーボンニュートラルを大きく左右するとも言われている。このグリーン