太平洋セメント、米国に大型サイロ2基新設へ

AI要約

太平洋セメント<5233>は、米カリフォルニア州でセメントの原材料を貯蔵する大型サイロを2基新設すると発表しました。

米国では混合セメントの需要が拡大しており、二酸化炭素排出量が少ない製品に注目が集まっています。

計5万1900トンの貯蔵機能を強化するために、4000万ドルを投資し、2026年2月の完成を予定しています。

 太平洋セメント <5233> は20日、米カリフォルニア州でセメントの原材料を貯蔵する大型サイロを2基新設すると発表した。脱炭素の機運が高まる中、米国では製造過程での二酸化炭素(CO2)排出量が少ない「混合セメント」の需要が拡大しており、貯蔵機能を計5万1900トン強化。4000万ドル(約63億円)を投資し、2026年2月の完成を予定している。