農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決

AI要約

トヨタグループ各社が取り組む農業ビジネスが着実に収益化に向けて進んでいる。

豊田合成はCO2を排出しないイチゴの栽培技術の実証を本格化させている。

デンソーはソフトウェア技術を生かし、収穫ロボットの販売を欧州で開始した。

農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決

 トヨタグループ各社が取り組む農業ビジネスが、収益化に向けて着実に歩みを進めている。豊田合成は、二酸化炭素(CO2)を排出しないイチゴの栽培技術について、今月から屋外での本格的な実証を開始。デンソーはソフトウエア技術を生かした収穫ロボットの販売を欧州で始めた。日本の農業は高齢化や人手不足を背景に、耕作放棄地が増加するなど課題が山積している。モノづくりで培った生産技術や開発力を生かし、農業の課題解決を目指す。