航空燃料不足の問題めぐり 6月中旬に国交省など緊急協議会を設置へ

AI要約

国土交通省などが航空燃料不足の問題を受け、緊急対策を検討する協議会の設置を決定しました。

製油所の老朽化やインバウンド需要の回復により、空港での航空燃料供給が逼迫しており、海外航空会社の新規就航や増便が中止される事態が続いています。

2024年問題による輸送船や人員の不足も議題に含まれ、政府は夏の旅行シーズンに向けて迅速な対応を目指しています。

航空燃料不足の問題めぐり 6月中旬に国交省など緊急協議会を設置へ

 航空燃料が不足している問題をめぐり、国土交通省などが近く緊急対策を検討する協議会を設置することがわかりました。

 製油所の老朽化トラブルやインバウンド需要の回復などによって、国内の空港では航空燃料の供給を受けられず、海外の航空会社が新規の就航や増便を中止する事態が相次いでいます。

 こうしたなか、国土交通省と経済産業省が、6月中旬に航空会社や石油元売り企業などとともに、緊急の協議会を立ちあげることがわかりました。

 いわゆる2024年問題の影響で、航空燃料を製油所から空港へ運ぶ輸送船や人員が不足している問題についても対策を協議します。

 政府は夏の旅行シーズンを前に早急に対応したい考えです。(ANNニュース)