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「無動作」で風力発電? MINI工場で英国初の新システム導入、そのメカニズムとは
18時間前

「無動作」で風力発電? MINI工場で英国初の新システム導入、そのメカニズムとは

BMWグループは9月4日、英国オックスフォードのMINIの工場において、英国初の「無動作」風力発電システムを設置した、と発表した。このシステムはAeromine Technologiesの革新的な低影響技術を利用し、可動部品を持たずに風力を利用してクリーンエネルギーを生成する。オ

【山形】事業者が市に“必要な届け出”せず作業道路整備…想定上回り法令違反か 栗子山風力発電計画
2024.09.06

【山形】事業者が市に“必要な届け出”せず作業道路整備…想定上回り法令違反か 栗子山風力発電計画

米沢市の栗子山で進む風力発電計画をめぐり、事業者が市に必要な届け出を行わずに作業用の道路を整備していたことがわかった。市は近く詳細な現地計測を行う方針。米沢市の栗子山では、東京の「JR東日本エネルギー開発」が大型の風車を最大10基建設する発電事業を計画している。予定

スタートアップのパワーエックス、深海での洋上風力に向け「電気運搬船」を開発
2024.09.05

スタートアップのパワーエックス、深海での洋上風力に向け「電気運搬船」を開発

風車を洋上に浮かべる「浮体式洋上風力発電」は、四方を深い海に囲まれた海洋国・日本にとって再生可能エネルギーの切り札になる。だが、深ければ深いほど海底に送電用の電力ケーブルを敷くのは難しく、コストもかさむ。こうした海域でも洋上風力を可能にして発電量を増やそうと、エネルギー系スタートアップ(新興企

洋上風力、脱炭素電源導入拡大の本命 浮体式でゲームチェンジ挑む、早期の技術確立が焦点
2024.09.05

洋上風力、脱炭素電源導入拡大の本命 浮体式でゲームチェンジ挑む、早期の技術確立が焦点

政府が再生可能エネルギーなど脱炭素電源の導入拡大を探る中、四方を海に囲まれた日本では洋上風力発電への期待が大きい。なかでも、風車を洋上に浮かべる「浮体式」は、2030年代に本格的な普及期に入ると見込まれ、量産技術などの確立が急がれている。日本は国土の面積は世界61位にとどまるもの

羽根のないシンプル構造…災害時も役立つ「次世代マイクロ風力発電機」金沢に全国初の設置 衛星通信機能も
2024.09.04

羽根のないシンプル構造…災害時も役立つ「次世代マイクロ風力発電機」金沢に全国初の設置 衛星通信機能も

再生可能エネルギーを生み出し災害時にも役立つ次世代の風力発電機が全国で初めて金沢市内に設置されました。LPガスの仕入れ販売などを行うアストモスエネルギーの金沢ターミナル敷地内に設置された「次世代マイクロ風力発電機」。都内のベンチャー企業が福島第1原発の事故をきっかけに再生可能エネ

オーストラリア発電量、石炭が初めて5割切る 
2024.09.04

オーストラリア発電量、石炭が初めて5割切る 

【AFP=時事】オーストラリアで8月最終週、発電量に占める石炭の割合が初めて50%を下回った。再生可能エネルギーによる発電が急増したことが原因であることが、4日に公表されたデータで明らかになった。 オーストラリア電力市場 (NEM)に関するデータ提供プラットフォーム「Open-N

【英国】再生エネ事業131件に補助金 英国、設備容量9.6ギガワット
2024.09.04

【英国】再生エネ事業131件に補助金 英国、設備容量9.6ギガワット

 英政府は3日、再生可能エネルギー発電の補助金入札で131件のプロジェクトが選ばれたと発表した。設備容量は合わせて9.6ギガワットと、約110万世帯の電力需要を再生エネで賄うことが可能となる。前回入札では洋上風力発電プロジェクトは応札がなかったが、今回は9件が補助金を獲得している。

陸上風力計画、大半が規制地域に 青森県が再エネ開発で区域分け案
2024.09.04

陸上風力計画、大半が規制地域に 青森県が再エネ開発で区域分け案

 青森県は3日の有識者会議で、太陽光、風力発電の開発と自然環境保護を両立させるための区域分け(ゾーニング)案を示した。県内で計画中の陸上風力発電(計36件684基、出力計約252.8万キロワット)の大半が、現段階では原則として事業を計画できない地域に区分された。県内の風力発電のポテンシャルは国

禁止区域以外は許可制に 福島市のメガソーラーなど設置抑制条例
2024.08.30

禁止区域以外は許可制に 福島市のメガソーラーなど設置抑制条例

 福島市は来年4月の施行を目指す大規模太陽光発電施設(メガソーラー)や風力発電施設の設置を抑制する条例で、施設の整備を認めない「禁止区域」を除く市内全域を許可制とする方針を固めた。29日、市役所で開いた市環境審議会で条例の骨子案を示した。 骨子案では、災害の発生や景観の悪化を招く

営業運転をスタート いわきの風力発電所
2024.08.30

営業運転をスタート いわきの風力発電所

 風力発電などを手がけるユーラスエナジーホールディングス(HD、東京都)は29日、子会社のユーラス三大明神風力(福島県いわき市)がいわき市に建設を進めていた「ユーラス三大明神ウインドファーム」が完成し、同日から営業運転を開始したと発表した。 三大明神山(同市遠野町)などが連なる標

検証委員の1人は「洋上風力汚職で起訴の議員に個人献金」 風力発電協会の残念すぎる自己検証の中身
2024.08.30

検証委員の1人は「洋上風力汚職で起訴の議員に個人献金」 風力発電協会の残念すぎる自己検証の中身

 「最初から着地点が決まっていた。結論ありきの検証だ」。日本風力発電協会(JWPA)が7月22日に公表した「検証報告書」について、ある会員企業の社員は憤る。 JWPAは風力発電の業界団体で、約500社のメーカーや発電事業者などが加盟。近年は洋上風力に関する政策提言を積極的に行って

「風力タービン」による鳥への被害を減らす最新技術
2024.08.28

「風力タービン」による鳥への被害を減らす最新技術

ヨーロッパの企業が、特定の鳥の群れを最大4マイル(約6.4キロメートル)先で検知し、風力で発電する風力タービンを停止させる鳥類検知レーダーを開発した。これにより風力タービンが鳥を殺すという過剰な懸念を最終的に解決できるかもしれない。研究によると、風力タービンは確かに鳥を殺している

国内最大級の「風力発電施設」で実証実験中のメロンの水耕栽培 年間1500~1600個を収穫予定
2024.08.28

国内最大級の「風力発電施設」で実証実験中のメロンの水耕栽培 年間1500~1600個を収穫予定

青森県つがる市の国内最大級の風力発電施設「ウィンドファームつがる」で、地元の農家と連携して実証実験中のメロンの水耕栽培の様子が公開されました。つがる市柏にある「ガラス温室」で、収穫間近の直径15cm程のメロンがたわわに実ってます。このメロンは、一般家庭9万世帯分の電

一般家庭9万世帯分 国内最大の風力発電所が稼働5年目 つがる市のウィンドファームつがる
2024.08.27

一般家庭9万世帯分 国内最大の風力発電所が稼働5年目 つがる市のウィンドファームつがる

稼働5年目を迎えた国内最大となるつがる市の風力発電所で運転状況の説明会が開かれました。説明会は東京の「グリーンパワーインベストメント」が建設したつがる市の風力発電所「ウィンドファームつがる」が開きました。風車38基が市西部の広域農道沿いの12キロに設置され、全体の最

驚異の外形「世界一長~い飛行機」実現? 「でもあんまりモノ積めません」…なのになぜそんなにデカいのか
2024.08.25

驚異の外形「世界一長~い飛行機」実現? 「でもあんまりモノ積めません」…なのになぜそんなにデカいのか

 米国のスタートアップ企業ラディアが、超大型4発ジェット輸送機「ウィンドランナー」の開発を構想中です。この機はラディア自身も「世界最長」とうたっており、全長108m、横幅80mという大きさ。横幅は「世界最大の旅客機」とされるエアバスA380 とほぼ同じながら、全長はA380 より35mも長いで

洋上風力3000万-4500万kW形成へ…NEDOが刷新、「風況マップ」とは?
2024.08.22

洋上風力3000万-4500万kW形成へ…NEDOが刷新、「風況マップ」とは?

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は洋上風力発電の設置に適した場所を探せる「洋上風況マップ」を刷新する。風車の大型化を踏まえ、高さ数百メートル地点の風況も分かるようにする。2025年までに詳細な仕様を詰め、27年度にも切り替える。政府は40年までに洋上風力の発電容量で3000万キロ

世界の再エネ消費量が過去最高を更新、生産シェア1位は中国で35%
2024.08.21

世界の再エネ消費量が過去最高を更新、生産シェア1位は中国で35%

今年6月、Energy Instituteは2024年版の『世界エネルギー統計レビュー(Statistical Review of World Energy)』を発表した。この統計は、主要なエネルギー源の需給状況を国レベルで包括的に示したものである。本稿では、風力発電と太陽光発電

住友商事が洋上風力市場へ積極投資。船舶海洋事業の成長に期待
2024.08.19

住友商事が洋上風力市場へ積極投資。船舶海洋事業の成長に期待

 住友商事は洋上風力関連船舶への投資を拡大していく方針だ。既に大型風車の部材輸送に対応するRORO型重量物船の保有会社を、オランダの船舶保有運航会社と合弁で設立。建設・保守作業を支援するCSOV(コミッショニング・サービス・オペレーション・ベッセル)で世界2位の船隊を擁するノルウェーのIWSフ

プロペラなし風車開発へ 衝突事故減らし猛禽類保護
2024.08.16

プロペラなし風車開発へ 衝突事故減らし猛禽類保護

 北海道釧路市の猛禽類医学研究所と東京のベンチャー企業「チャレナジー」が、国の天然記念物オジロワシなどが風車に衝突する事故「バードストライク」を減らすため、プロペラのない風力発電機の開発を進めている。昨年には保護ワシを使った実証実験に着手。「真に環境に優しい風力発電」は実現なるか。

GX導入拡大に向け 斎藤経済大臣 石狩洋上風力を視察
2024.08.09

GX導入拡大に向け 斎藤経済大臣 石狩洋上風力を視察

斎藤健経済産業大臣はきょう、石狩湾新港の洋上風力発電所を視察し、脱炭素社会を目指すGX=グリーントランスフォーメーションの導入拡大に向け事業者と意見を交わしました。 石狩湾新港の洋上風力発電所はことし1月に運転を始めていて、現時点で国内最大出力の風車を14基設置しています。 斎藤