羽根のないシンプル構造…災害時も役立つ「次世代マイクロ風力発電機」金沢に全国初の設置 衛星通信機能も
AI要約
再生可能エネルギーを生み出し災害時にも役立つ次世代の風力発電機が金沢市内に設置された。
LPガスの仕入れ販売を行うアストモスエネルギーの金沢ターミナル敷地内に設置された「次世代マイクロ風力発電機」は、最大の特徴として羽根がなく、静かで風向きに左右されない効率的な発電と台風などの強風にも耐える耐久性を持っている。
災害時にも必要な情報を得られるように衛星通信機能を備え、全国で初めて設置されたこの風力発電機は今後さらなる発展を目指す。
再生可能エネルギーを生み出し災害時にも役立つ次世代の風力発電機が全国で初めて金沢市内に設置されました。
LPガスの仕入れ販売などを行うアストモスエネルギーの金沢ターミナル敷地内に設置された「次世代マイクロ風力発電機」。都内のベンチャー企業が福島第1原発の事故をきっかけに再生可能エネルギーへの転換を目指して開発したものです。最大の特徴は羽根がないこと。このシンプルな構造によって音は静かで風向きに左右されない効率的な発電と台風などの強風でも壊れない耐久性を実現しました。災害時にも必要な情報を得られるように衛星通信機能を備えています。この風力発電機が設置されるのは全国で初めてです。
今後1年間、冬の積雪に耐えうるかなど実証を重ねてさらなる開発や改善につなげていく方針です。
