# 賠償請求

「いじめ放置し続けた」 中1自殺で両親が市提訴 札幌地裁
2024.07.05

「いじめ放置し続けた」 中1自殺で両親が市提訴 札幌地裁

 札幌市の市立中学1年の女子生徒=当時(12)=が2021年10月に自殺した問題で、両親が5日、小学校の担任らがいじめの訴えを放置し続けたため自殺したなどとして、市に約6480万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。  両親は訴状で、女子生徒へのいじめが小学

最高裁、除斥期間の判例変更し例外認める
2024.07.03

最高裁、除斥期間の判例変更し例外認める

 最高裁は、損害賠償請求権が20年の経過で一律消滅するとした1989年の判例を変更し、著しく正義・公平の理念に反する場合、裁判所は除斥期間を適用しない判断が可能とした。除斥期間に例外を認めた。

「運航会社社長と船長との共同不法行為」
2024.07.03

「運航会社社長と船長との共同不法行為」

 知床観光船沈没事故で損害賠償請求訴訟を起こした乗客家族らの弁護団が3日、札幌市内で記者会見し、「運航会社社長は(安全管理上の)高度な注意義務があり、運航は船長との共同不法行為に当たる」と指摘した。

除斥期間適用「著しく正義に反する」
2024.07.03

除斥期間適用「著しく正義に反する」

 旧優生保護法訴訟で最高裁は、損害賠償請求権が消滅する「除斥期間」を適用して国が責任を免れることは「著しく公平、正義に反する」と指摘した。

【速報】旧優生保護法下の強制不妊手術めぐる裁判「国の責任を認める判決」(最高裁大法廷)
2024.07.03

【速報】旧優生保護法下の強制不妊手術めぐる裁判「国の責任を認める判決」(最高裁大法廷)

旧優生保護法のもとで、強制的に不妊手術を受けさせられたとして、宮城県内の女性2人を含む全国各地の原告が国に賠償を求めた裁判で、最高裁大法廷は国の責任を認める判断を示した。

ハマスから攻撃を受けた被害者、北朝鮮・イラン・シリアに5兆ウォン台の損害賠償訴訟
2024.07.03

ハマスから攻撃を受けた被害者、北朝鮮・イラン・シリアに5兆ウォン台の損害賠償訴訟

昨年、パレスチナ武装勢力ハマスの攻撃によって被害を受けた人々や犠牲者遺族100人余りが北朝鮮・イラン・シリアに対して米国裁判所に40億ドル(約6460億円)規模の損害賠償請求訴訟を起こした。1日(現地時間)、米国内のユダヤ人団体である名誉毀損防止同盟(ADL)は、北朝鮮など3カ国

「借りた家の状態、契約と違う」でトラブル…韓国・家主夫婦を刺して懲役18年
2024.06.30

「借りた家の状態、契約と違う」でトラブル…韓国・家主夫婦を刺して懲役18年

【06月30日 KOREA WAVE】韓国の昌原(チャンウォン)地裁はこのほど、家主夫婦に対する殺人未遂罪に問われた被告の男性に懲役18年を言い渡した。判決によると、被告は昨年12月27日、慶尚南道巨済市(キョンサンナムド・コジェシ)のワンルームマンションで、家主である50代の夫

角川歴彦前会長“人質司法違憲訴訟”国連にも報告「文明化された民主主義国にそんな社会ない」
2024.06.27

角川歴彦前会長“人質司法違憲訴訟”国連にも報告「文明化された民主主義国にそんな社会ない」

 東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄容疑で22年9月に東京地検特捜部に逮捕・起訴された、出版大手KADOKAWAの角川歴彦前会長(80)が27日、国に2億2000万円の損害倍賞を求める国家賠償請求訴訟を起こした。裁判で無罪を主張するほど身体拘束が長引く「人質司法」は憲法違反だと主張

「残りの人生を賭けて闘う」KADOKAWA・角川歴彦元会長が「人質司法」で6月27日に国を提訴へ 「週刊文春」に明かした“前代未聞の公共訴訟”を起こす理由とは
2024.06.26

「残りの人生を賭けて闘う」KADOKAWA・角川歴彦元会長が「人質司法」で6月27日に国を提訴へ 「週刊文春」に明かした“前代未聞の公共訴訟”を起こす理由とは

 大手出版社KADOKAWAの元会長・角川歴彦氏(80)が、明日6月27日、国に対して2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を提起することがわかった。また、同日13時から東京都内で記者会見を開く。 今回の提訴に先立って、角川氏は「 週刊文春 」とジャーナリスト・浜田敬子氏の独占イ

松本人志代理人の田代弁護士「戦い方変わらない」一部週刊誌による告発女性の被害否定記事に言及
2024.06.25

松本人志代理人の田代弁護士「戦い方変わらない」一部週刊誌による告発女性の被害否定記事に言及

 昨年末に「週刊文春」に性行為強要疑惑を報じられ、ダウンタウン松本人志(60)が同誌を発行する文藝春秋ほか1名を被告として起こした、約5・5億円の損害賠償請求等訴訟の松本側代理人を務める田代政弘弁護士が25日、都内で取材に応じた。 「週刊文春」は昨年末から約3カ月間に渡って被害女

【異例の展開】「あなたは大罪人」特捜部の取り調べ映像が法廷で公開 主任検事も机たたき怒鳴る過去も…証拠示され「思い出した」
2024.06.23

【異例の展開】「あなたは大罪人」特捜部の取り調べ映像が法廷で公開 主任検事も机たたき怒鳴る過去も…証拠示され「思い出した」

 大阪地検特捜部が捜査した業務上横領事件で、無罪となった不動産会社「プレサンスコーポレーション」の元社長が検察の違法捜査を訴えている裁判では、3日間にわたり主任検事ら4人の証人尋問が行われました。法廷では、取り調べで「あなたは大罪人ですよ」などと発言した取り調べ映像が流されるという異例の措置が

上熊本駅の屋根落下「補修提案も市が応じず」 損害賠償を請求された業者側が反論会見
2024.06.19

上熊本駅の屋根落下「補修提案も市が応じず」 損害賠償を請求された業者側が反論会見

 JR上熊本駅東口駅前広場(熊本市西区)の歩行者通路の屋根が昨年7月に一部落下した事故で、市から約1億5千万円の損害賠償を請求された施工業者側が17日、熊本市で記者会見し、「私たちは何度も補修工事の早期着工を申し入れたのに、市が一切応じなかった」と反論した。 施工業者は菊池市と熊

プレサンス国賠訴訟で証人尋問 主任検事「無罪真摯に受け止める」
2024.06.18

プレサンス国賠訴訟で証人尋問 主任検事「無罪真摯に受け止める」

 大阪地検特捜部が捜査した業務上横領事件で違法な捜査があったとして、無罪が確定した不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市)元社長の山岸忍氏(61)が国に賠償を求めた訴訟の口頭弁論が18日、大阪地裁であった。捜査を指揮した主任検事が2度目の証人尋問に応じ、「有罪を得られると思っていたが

「自衛隊は軍隊」18歳高校生が違憲問う 名簿提供めぐり奈良で初の国賠訴訟
2024.06.12

「自衛隊は軍隊」18歳高校生が違憲問う 名簿提供めぐり奈良で初の国賠訴訟

自衛隊は軍隊だ、同意なしに個人情報を渡すのは違法で違憲だ──。提供時、未成年だった奈良市の18歳の高校生が、市と国を相手取り、国家賠償請求訴訟に踏み切った。プライバシー侵害に加え、自衛隊の違憲性を問う。「争いごとは話し合いで解決すべきで、武器を持ってたたかう自衛隊に参加するつもり

神戸・高校生刺殺事件 元少年と両親に1億4900万円の賠償求め提訴 遺族「監督する義務怠った」
2024.06.10

神戸・高校生刺殺事件 元少年と両親に1億4900万円の賠償求め提訴 遺族「監督する義務怠った」

 14年前、神戸市北区で男子高校生が殺害された事件の遺族が、殺人の罪に問われ1審で懲役18年の判決を受けた「元少年」とその両親に対し、約1億4900万円の損害賠償を求め、提訴していたことが分かりました。 2010年、神戸市北区の路上で、高校2年だった堤将太さん(当時16歳)が、ナ

中電 提訴していた元取締役への損害賠償請求を取り下げ ガスの大口契約をめぐる談合
2024.06.06

中電 提訴していた元取締役への損害賠償請求を取り下げ ガスの大口契約をめぐる談合

中部電力は、談合に関与したとして提訴していた元取締役への損害賠償請求を取り下げると発表しました。 中部電力と中部電力ミライズは、中部地区のガスの大口契約をめぐる東邦ガスとの受注調整で、公正取引委員会から独占禁止法違反と認定されました。 中部電力は、談合を認識しながら

【速報】奈良県が大手旅行会社を提訴の考え… 新型コロナの業務委託で過払い金6300万円か「報告書と勤務日数の実績に差異」
2024.06.05

【速報】奈良県が大手旅行会社を提訴の考え… 新型コロナの業務委託で過払い金6300万円か「報告書と勤務日数の実績に差異」

奈良県の山下真知事は、新型コロナウイルスの関連業務を委託していた県内の事業者に対し、債務不履行があったとして、損害賠償請求を起こす考えを示しました。奈良県によりますと、去年7月の監査結果をきっかけに、奈良県が契約していた、大手旅行会社の奈良県内の支店に過大請求の疑いが生じ、その後

「契約書は死後作成の疑い」 男性自宅転売の不動産会社に賠償命令
2024.05.30

「契約書は死後作成の疑い」 男性自宅転売の不動産会社に賠償命令

 重い脳障害がある男性の自宅を不当に転売したとして、遺族が大阪市浪速区の不動産会社「フューチャーライフ」と同社代表に2150万円の賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁(葛西功洋裁判官)は30日、被告らに全額の賠償を命じた。 判決によると、交通事故で高次脳機能障害などがあった柳発秀さ

強制不妊訴訟、最高裁大法廷で弁論 原告ら「人生狂わされた」訴え
2024.05.30

強制不妊訴訟、最高裁大法廷で弁論 原告ら「人生狂わされた」訴え

 優生保護法(1948~96年、旧法)の下で不妊手術を強制されたのは憲法違反だとして、障害者らが国に損害賠償を求めた5件の訴訟の上告審で、最高裁大法廷(裁判長=戸倉三郎長官)は29日、当事者双方の意見を聞く弁論を開き、手術を強いられた原告らが「どうか被害者の人生を救う判決を書いてください」と訴

安保関連法訴訟、二審も住民敗訴
2024.05.24

安保関連法訴訟、二審も住民敗訴

 集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は憲法に違反するとして、岡山県の住民が国に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁岡山支部は24日、請求を退けた一審岡山地裁判決を支持し、住民側の控訴を棄却した。