神戸・高校生刺殺事件 元少年と両親に1億4900万円の賠償求め提訴 遺族「監督する義務怠った」

AI要約

14年前、神戸市北区で男子高校生が殺害された事件の遺族が、殺人の罪に問われ1審で懲役18年の判決を受けた「元少年」とその両親に対し、約1億4900万円の損害賠償を求め、提訴していた。

2010年、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16歳)がナイフで刺され殺害され、11年後の2021年に、事件当時17歳だった「元少年」の男が逮捕された。

堤さんの遺族は、男の両親が男を監督する義務を怠ったと主張し、男と両親に合わせて約1億4900万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴し、8月に第1回口頭弁論が予定されている。

神戸・高校生刺殺事件 元少年と両親に1億4900万円の賠償求め提訴 遺族「監督する義務怠った」

 14年前、神戸市北区で男子高校生が殺害された事件の遺族が、殺人の罪に問われ1審で懲役18年の判決を受けた「元少年」とその両親に対し、約1億4900万円の損害賠償を求め、提訴していたことが分かりました。

 2010年、神戸市北区の路上で、高校2年だった堤将太さん(当時16歳)が、ナイフで刺されて殺害され、11年後の2021年に、事件当時17歳だった「元少年」の男が逮捕されました。

 男は去年、神戸地裁で懲役18年の判決を受け、その後、控訴しています。

 堤さんの遺族は、男の両親が男を十分に監督する義務を怠ったなどとして、男と両親にあわせて約1億4900万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴し、10日、非公開での弁論準備手続きが開かれました。

 第1回口頭弁論は、8月に予定されています。