# 社会進出

12歳の少女が見た昭和61年「いとこのお姉さんはキャリアウーマンになったけど…」 プレイバック「昭和100年」
2024.09.08

12歳の少女が見た昭和61年「いとこのお姉さんはキャリアウーマンになったけど…」 プレイバック「昭和100年」

<当時の出来事や世相を「12歳の子供」の目線で振り返ります。ぜひ、ご家族、ご友人、幼なじみの方と共有してください。>いとこのお姉さんはこの春、四年制大学を卒業して、私でも知っているような有名企業に入った。4月に男女雇用機会均等法という新しい法律が始まって、去年ぐらいから女子学生も

工女の背中見て、芽生えた自立心 富岡製糸場の中で育った女性の挑戦
2024.09.08

工女の背中見て、芽生えた自立心 富岡製糸場の中で育った女性の挑戦

 生糸の生産で日本の近代化を支え、後に世界遺産になった「富岡製糸場」(群馬県富岡市)で幼少期を過ごした女性がいる。埼玉県熊谷市の特定社会保険労務士、古屋寿子さん(66)だ。場内の社宅で暮らし、「工女」と呼ばれる女性が生き生きと働く姿を間近で見てきた。大人になり、工女のように職業を持って自立する

『虎に翼』から今に繋がる社会問題 夫婦別姓、同性婚、ヤングケアラーを描いた意義
2024.09.06

『虎に翼』から今に繋がる社会問題 夫婦別姓、同性婚、ヤングケアラーを描いた意義

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』の最終話まで、残すところ1カ月を切った。第23週は「原爆裁判」を本格的に描き、裁判官の寅子(伊藤沙莉)、そして弁護士のよね(土居志央梨)らは、それぞれ真摯に被爆者と向き合っている。 これまで『虎に翼』では、さまざまな社会問題を取り上げてきた。それら

朝ドラ「虎に翼」撮影終了 伊藤沙莉さん「財産になった」
2024.09.02

朝ドラ「虎に翼」撮影終了 伊藤沙莉さん「財産になった」

 NHKは2日、放送中の連続テレビ小説「虎に翼」の撮影が8月31日に終了したと発表した。約1年にわたり、主人公の寅子を演じた伊藤沙莉さん(30)は「寅子として1年間生きられたことが、自分の人生においてとんでもない財産になりました。明日から、寅子としていられないのが本当に想像つきません」とのコメ

「あえて結婚しない女性」が増えた真の理由、実は「仕事や趣味」のせいではなく…【識者が解説】
2024.08.29

「あえて結婚しない女性」が増えた真の理由、実は「仕事や趣味」のせいではなく…【識者が解説】

 恋愛への意欲や出会いの機会の減少によって、結婚したいのに「できない」男女が増えているというのは、すでに昔の話だ。今も、若い世代で結婚願望がない人が男女ともに増えているが、その中でも注目が高まっているのが、一般的に結婚適齢期と呼ばれる年齢にもかかわらず「あえて結婚しない女性」だ。彼女たちはどう

「虎に翼」鈴木奈穂子アナ「先輩たちが勝ち取って…グッときました」今週テーマは女性の社会進出や働き方
2024.08.28

「虎に翼」鈴木奈穂子アナ「先輩たちが勝ち取って…グッときました」今週テーマは女性の社会進出や働き方

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は28日、第108話が放送された。 <※以下、ネタバレ有> 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛け

「支出が多くて引退なんて夢のまた夢」 韓国新老年の就職、10年間で2倍に迫る
2024.08.26

「支出が多くて引退なんて夢のまた夢」 韓国新老年の就職、10年間で2倍に迫る

「ダブルケア」は職場から引退あるいは引退を控えた韓国ベビーブーマー世代(1955~1963年生まれ)に経済的災難として迫っている。25日、韓国統計庁マイクロデータの分析によると、2019年1-3月期に比べて今年1-3月期には55~69歳世帯主の月平均世代間移転所得は減少し(21万1000ウォン

【熟年離婚の割合が過去最高】切り出すのは大半が女性…理由は『態度・浮気・お金』『50代以上限定マッチングアプリ』『長寿化』などで今後も増加!?
2024.08.24

【熟年離婚の割合が過去最高】切り出すのは大半が女性…理由は『態度・浮気・お金』『50代以上限定マッチングアプリ』『長寿化』などで今後も増加!?

 結婚した夫婦の3組に1組が離婚する現代。中でも『熟年離婚』の割合が過去最高を記録しています。結婚20年以上、そして、子育てが落ち着いた夫婦の離婚が増えているようです。熟年離婚を決めた理由は?お金の問題はどうなる?離婚カウンセラーの岡野あつこさんへの取材などをもとに情報をまとめました。

米民主党が党大会で党政策綱領を発表:ハリス氏の独自案は盛り込まれず
2024.08.21

米民主党が党大会で党政策綱領を発表:ハリス氏の独自案は盛り込まれず

米民主党は19日(日本時間20日)に、中西部イリノイ州シカゴで党大会を開催した。22日までの4日間の日程だ。初日の19日にはバイデン大統領が、副大統領のハリス氏への支持を訴えるとともに、半世紀にわたって所属してきた民主党へ別れの演説を行った。さらにバイデン氏は、ハリス氏と副大統領候補のウォルズ

女性ドライバーは「自己本位」「甘えが強い」 40年前の公的調査が偏見まみれでアウト過ぎる件
2024.08.21

女性ドライバーは「自己本位」「甘えが強い」 40年前の公的調査が偏見まみれでアウト過ぎる件

「一姫・二トラ・三ダンプ」という言葉を聞いたことがあるだろうか。 昭和の時代、最も危険な運転をするのは「女性」であり、「トラック運転者」、「ダンプ運転者」以上だと考えられていた。 一般的な傾向として、運転に必要な空間認知能力が男性に比べて女性は低いとさ

「ガラスの天井のひびの向こうに…」ヒラリー氏が米民主党大会でハリス氏の大統領選勝利を要請
2024.08.20

「ガラスの天井のひびの向こうに…」ヒラリー氏が米民主党大会でハリス氏の大統領選勝利を要請

 米民主党大会が19日(日本時間20日)、中西部イリノイ州シカゴで開幕し、史上初の女性大統領を目指すカマラ・ハリス副大統領(59)への激励スピーチに、2016年大統領選で勝利が確実視されながらトランプ前大統領(78)に敗れたヒラリー・クリントン元米国務長官(76)が登壇した。 ヒ

『虎に翼』次週の予告映像が公開、女子部メンバーの集結に「泣きそう」喜びの声続出
2024.08.17

『虎に翼』次週の予告映像が公開、女子部メンバーの集結に「泣きそう」喜びの声続出

日本で女性初の弁護士となったヒロイン・寅子(伊藤沙莉)の山あり谷ありな人生を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。第20週のラストとなる8月16日放送回終盤、そして17日の振りかえり回で、第21週の予告映像が放送された。8月16日まで放送された第20週「稼ぎ男に繰り女?」

兄二人を病気で、夫を戦争で亡くし…「中村江里子の実家」銀座十字屋を支えた“女性社長”の言葉
2024.08.15

兄二人を病気で、夫を戦争で亡くし…「中村江里子の実家」銀座十字屋を支えた“女性社長”の言葉

NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』は、戦前、「婚姻した女性は無能力者である」と民法で記されていた時代から始まる物語だ。主人公の寅子が女子学生の頃は女性は弁護士にもなれず、「無能力者」と呼ばれていたのだ。この「無能力者」とは、実質能力がないというよりも女性の能力を生かすことができて

日本と韓国の「非モテ」男たちが“反フェミニスト”になっていくワケ
2024.08.06

日本と韓国の「非モテ」男たちが“反フェミニスト”になっていくワケ

日本と韓国の若い男性たちの間で反フェミニズムが広がっていると、英誌「エコノミスト」が報じている。両国に共通しているのは、優秀な女性に対する反発、経済的見通しの暗さ、そしてネット上の煽りだという。ソウル在住のシェフ、キム・ウソク(31)は、韓国社会における女性の地位に疑問を抱きなが

平安時代も「映える」ことを最優先するタイプはいた。いつの時代も、キラキラ女子を冷めた目で見る、反対勢力の女子…という構図が!【NHK大河『光る君へ』#30】
2024.08.05

平安時代も「映える」ことを最優先するタイプはいた。いつの時代も、キラキラ女子を冷めた目で見る、反対勢力の女子…という構図が!【NHK大河『光る君へ』#30】

紫式部を中心に平安の女たち、平安の男たちを描いた、大河ドラマ『光る君へ』の第30話が8月4日に放送されました。40代50代働く女性の目線で毎話、作品の内容や時代背景を深掘り解説していきます。先週の放送ではききょう(=清少納言・ファーストサマーウイカ)が『枕草子』を完成させ、本放送

【子育て相談支援】家庭センター設置急務(8月3日)
2024.08.03

【子育て相談支援】家庭センター設置急務(8月3日)

 母子保健と児童福祉の相談支援を一体で担う「こども家庭センター」は5月1日現在、県内31市町村で未設置となっている。女性の社会進出を推進する上での役割は大きく、出産前から子育て期までの切れ目ないサポートの充実に向けて早急な対応が求められる。 改正児童福祉法の施行に伴い、市区町村単

痴漢は文化であり娯楽の対象だった…犯罪として取り締まるきっかけとなった男2人による強姦事件
2024.08.03

痴漢は文化であり娯楽の対象だった…犯罪として取り締まるきっかけとなった男2人による強姦事件

電車内での痴漢の扱いはどう変化してきたか。日本女子大学教授の田中大介さんは「電車が開通した明治時代から、車内での性暴力は少なくなかった。都市部のサラリーマンや労働者が急増し、混雑率が頂点に達した1960年代以降も、犯罪としての取締りが徹底されず、男性誌でも痴漢モノの小説などが娯楽として掲載され

結婚で名字を変える「違和感」が政界や経済界を動かす大きな力に~一般社団法人あすには代表理事 井田奈穂さんに聞く~
2024.08.01

結婚で名字を変える「違和感」が政界や経済界を動かす大きな力に~一般社団法人あすには代表理事 井田奈穂さんに聞く~

 日本の民法では結婚するとどちらかが改姓することが義務付けられ、95%が夫の姓を選択する。氏名は人格の象徴であり、アイデンティティーの重要な要素でもあることから、姓を変えることに違和感がある人もいる。また女性の社会進出が進み、婚姻後に旧姓を通称としてキャリアを継続する人が増える中で、不都合や不

政府、女性活躍の司令塔を埼玉に 女性教育会館を改組
2024.07.30

政府、女性活躍の司令塔を埼玉に 女性教育会館を改組

 政府は30日、女性活躍の支援強化に向け、司令塔として新たに設ける組織の拠点を埼玉県嵐山町に置くことを決めた。独立行政法人「国立女性教育会館」(嵐山町)を改組して創設。当初は移転する考えだったが、地元からの要望を受けて方針転換した。関連法案の早期提出を目指す。 新組織は、全国に約

四国大、デジタル創生学部新設 26年4月、実践的な人材育成
2024.07.19

四国大、デジタル創生学部新設 26年4月、実践的な人材育成

 徳島市にキャンパスを構える私立の四国大(徳島市)が2026年4月に「デジタル創生学部」(仮称)を新設する準備を進めている。8日に徳島県庁で記者会見した松重和美学長らによると、文部科学省へ24年度末ごろに学部設置を申請する予定だ。認められれば、学部の新設は09年の看護学部以来となり、5学部体制