# 低反発バット

【甲子園】低反発バット導入で懸念される過剰なスモールベール信仰と投手力の低下...社会人野球を手本に全体のレベルアップを<SLUGGER>
2024.08.24

【甲子園】低反発バット導入で懸念される過剰なスモールベール信仰と投手力の低下...社会人野球を手本に全体のレベルアップを<SLUGGER>

 史上初のタイブレークとなった夏の甲子園大会決勝。試合は10回表に2点を奪った京都国際(京都)が関東第一(東東京)の反撃を1点に抑え、見事初優勝を飾ったが、決勝戦の展開も勝ち上がった両チームの戦いぶりも、今年の高校野球を象徴するものだった。“今年の高校野球”は、低反発の新基準バッ

甲子園のホームラン数が大会史上最低の7本 低反発バットの影響大…「長距離砲の絶滅懸念」の理由とは
2024.08.24

甲子園のホームラン数が大会史上最低の7本 低反発バットの影響大…「長距離砲の絶滅懸念」の理由とは

 熱戦が続いた夏の甲子園大会。決勝戦はともに初優勝を狙う関東第一(東東京代表)と京都国際(京都代表)の激突となった。結果は、2対1で京都国際が延長戦の末に勝利。初の栄冠に輝いた。その一方で、今大会で目立ったのは強打が売りの常連校の早期敗退だ。「夏の甲子園を5度制覇し、優勝候補の筆

【甲子園総括】低反発バットで「変わった」高校野球 本塁打減り1点差試合、公立校の活躍目立つ
2024.08.24

【甲子園総括】低反発バットで「変わった」高校野球 本塁打減り1点差試合、公立校の活躍目立つ

<全国高校野球選手権:京都国際2-1関東第一>◇23日◇決勝 京都国際が関東第一(東東京)とのタイブレークを制し初優勝を果たした。決勝戦でのタイブレークは史上初。京都勢の夏の甲子園優勝は1956年の平安(現龍谷大平安)以来68年ぶり。深紅の大優勝旗は古都京都に渡り、甲子園球場10

夏の甲子園 本塁打7本過去最少に… 「金属バットなんて邪道」大谷翔平選手の木製バットも作った日本一の産地から下剋上野球が到来!?
2024.08.23

夏の甲子園 本塁打7本過去最少に… 「金属バットなんて邪道」大谷翔平選手の木製バットも作った日本一の産地から下剋上野球が到来!?

堅守が光った京都国際高校の初優勝で熱戦の幕を閉じた今年の夏の甲子園。今大会は、本塁打が全7本と金属バットが導入後最少になりました。今後、高校野球は変わっていくのでしょうか。富山県野球協議会強化普及振興部の委員長を務める伊東与二さんは、富山のような野球後進県でも優勝のチャンスが出てきたと歓迎しま

投手力と堅守光る 本塁打わずか7本―高校野球
2024.08.23

投手力と堅守光る 本塁打わずか7本―高校野球

 第106回全国高校野球選手権大会は京都国際の初優勝で幕を閉じた。  決勝を戦った両校は、投手力と堅い守備が際立っていた。京都国際はエース中崎と2年生西村の両左腕が実力を発揮した。中崎は1完封、西村は2完封。打線は単打に小技を絡め、守備陣も安定感があった。堅実な野球

二部制、低反発バット…「夏の甲子園改革」の効果は? 元高校野球担当記者×担当アナウンサーが激論
2024.08.23

二部制、低反発バット…「夏の甲子園改革」の効果は? 元高校野球担当記者×担当アナウンサーが激論

 連日、大きな盛り上がりを見せる高校野球。第106回となる本大会ではさまざまな「改革」施策が導入されているが、果たして効果はあったのだろうか。 自身も高校野球の取材経験があるノンフィクションライターの石戸諭氏は、本大会で暑さ対策として導入された大会の「二部制」スケジュールについて

「ホームランかなと思った打球がフェンス手前で失速」高校野球「低反発バット」導入で野球部の練習にも変化「外野手が前を守ることになるので…」
2024.08.23

「ホームランかなと思った打球がフェンス手前で失速」高校野球「低反発バット」導入で野球部の練習にも変化「外野手が前を守ることになるので…」

島根・大社高校が93年ぶりのベスト8進出を果たし、全国の感動を呼んだ甲子園もいよいよ決勝戦を迎えます。その高校野球には今、変化が起こっています。それは「低反発バット」の導入。打球が飛びにくくなりホームランも減りますが、そのため、練習方法にも変化が現れているようです。

仙台育英・須江監督が「関東第一―明徳義塾」で名解説「練習の手を止めて…」などワードセンス発揮
2024.08.16

仙台育英・須江監督が「関東第一―明徳義塾」で名解説「練習の手を止めて…」などワードセンス発揮

 ◇第106回全国高校野球選手権 第10日 関東第一―明徳義塾(2024年8月16日 甲子園) 仙台育英の須江航監督(41)が今年から導入された新基準の低反発バットに「競技力の向上に絶対つながる」と好意的な姿勢をみせた。 東北勢で初の甲子園優勝を果たした指揮官は、テ

「このチームで勝たれへんのかと…」甲子園、強打・大阪桐蔭“衝撃の完封負け”はなぜ起きた? 理想のフルスイングと現実との“ズレ”
2024.08.15

「このチームで勝たれへんのかと…」甲子園、強打・大阪桐蔭“衝撃の完封負け”はなぜ起きた? 理想のフルスイングと現実との“ズレ”

 目を逸らしてはいけない敗戦、と言えるかもしれない。 2度の春夏連覇を達成し、今大会も6年ぶりの夏の覇権を狙った強豪・大阪桐蔭が2回戦で敗れた。同校が夏の選手権で完封されたのは初めてだという事実が、この敗戦の衝撃を物語っている。「選手たちとゲーム中も話しましたけれど

【甲子園】140キロ投手2年連続減少 最速投手は2年生/初戦球速ランキング
2024.08.14

【甲子園】140キロ投手2年連続減少 最速投手は2年生/初戦球速ランキング

 今大会に出場する全49校が初戦を終えた。 140キロ以上を記録した投手は37人だった。22年は56人、23年は44人で、2年連続の減少となった。最速153キロをマークした健大高崎(群馬)・石垣元気投手や146キロの金足農(秋田)・吉田大輝投手をはじめ、11人が2年生というのも特

【甲子園】新基準の低反発バット導入後初の右打者による本塁打 青森山田・佐藤洸史郎が一発
2024.08.13

【甲子園】新基準の低反発バット導入後初の右打者による本塁打 青森山田・佐藤洸史郎が一発

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日目 ▽2回戦 長野日大―青森山田(13日・甲子園) 新基準の低反発バット導入後、初の右打者による本塁打が飛び出した。 第7日第1試合の4回1死、青森山田の1番・佐藤洸史郎外野手(2年)が左翼スタンドに突き刺さるソロ本塁打を放っ

【甲子園】19試合目での大会1号は史上最遅 木製バット時代1960年の17試合目を更新
2024.08.12

【甲子園】19試合目での大会1号は史上最遅 木製バット時代1960年の17試合目を更新

<全国高校野球選手権:東海大相模4-0富山商>◇2回戦◇12日◇甲子園 東海大相模・柴田元気内野手(2年)が今大会19試合目にして、初の本塁打を放った。 「8番二塁」でスタメン出場し、8回の第4打席、富山商・森から右翼席へ放り込んだ。 新基準のいわゆる「低反発バット」が今春に採用

【甲子園】東海大相模・柴田元気が大会1号 センバツ本塁打3本「低反発バット」今春採用
2024.08.12

【甲子園】東海大相模・柴田元気が大会1号 センバツ本塁打3本「低反発バット」今春採用

<全国高校野球選手権:富山商-東海大相模>◇2回戦◇12日◇甲子園 東海大相模・柴田元気内野手(2年)が今大会18試合目にして、初の本塁打を放った。 「8番二塁」でスタメン出場し、8回の第4打席、富山商・森から右翼席へ放り込んだ。 新基準のいわゆる「低

開会式で日本高野連・宝会長が〝異例〟のあいさつ「ボールの方の反発は抑えておりません」
2024.08.07

開会式で日本高野連・宝会長が〝異例〟のあいさつ「ボールの方の反発は抑えておりません」

第106回全国高校野球選手権大会は7日、開場から100年を迎えた甲子園球場で開幕。開会式では日本高野連の宝馨会長が〝異例〟のあいさつを行った。低反発バットへの完全移行〝元年〟の今年。選抜大会では計31試合の本塁打は3本(1本はランニング本塁打)で、金属製バットが導入された1975

「低反発バット」どう打つか 三重の松阪野球場では1日に3本塁打 高校野球
2024.07.07

「低反発バット」どう打つか 三重の松阪野球場では1日に3本塁打 高校野球

 「低反発バット」の導入で本塁打の増減に注目が集まる中、松阪野球場(三重県松阪市)では大会第1号から第3号までの本塁打が第1試合の開始から1時間余りで飛び出した。 第1号は三重の2番・上田優心選手(3年)。一回に走者を1人置き、甘い直球を体の回転で仕留める技ありの一撃。バットの規

【夏をつかめ①】課題の打線に「ノーステップ」打法導入 第1シード・国府 春夏へ「全試合5点取る」 第106回全国高校野球選手権熊本大会 
2024.07.05

【夏をつかめ①】課題の打線に「ノーステップ」打法導入 第1シード・国府 春夏へ「全試合5点取る」 第106回全国高校野球選手権熊本大会 

 春の選抜大会で、創部18年目に初めて甲子園球場の土を踏んだ国府。歴史を刻む1勝を挙げて16強入りを果たしたが、全国クラスの投手と対峙(たいじ)して「打力」という課題が浮き彫りになった。 選抜大会は2試合でわずか2得点。その後迎えた春の九州大会1回戦は長崎日大に延長十一回の末に2

西武中村剛也「芯で打て」栗山巧「工夫が必要」高校野球の新基準“低反発バット”の印象を尋ねた
2024.07.05

西武中村剛也「芯で打て」栗山巧「工夫が必要」高校野球の新基準“低反発バット”の印象を尋ねた

 第106回全国高校野球選手権大会が約1カ月後に迫り、各地方大会が順次、開幕。健大高崎(群馬)が初優勝した今春センバツは“低反発バット”が初めて採用され、サク越え本塁打は2本のみだった。 夏本番が近づく今、レジェンド打者は「シン時代」の高校野球をどう見たか。西武中村剛也内野手(4

県大会秋春連覇の松山商は帝京五―宇和の勝者と、済美は野村―松山南の勝者と初戦…高校野球愛媛大会組み合わせ
2024.06.24

県大会秋春連覇の松山商は帝京五―宇和の勝者と、済美は野村―松山南の勝者と初戦…高校野球愛媛大会組み合わせ

 7月13日に開幕する第106回全国高校野球選手権愛媛大会の組み合わせ抽選会が23日、55校48チームの主将が参加して、松山市道後姫塚のにぎたつ会館で行われた。開会式は、同市の坊っちゃんスタジアムで午前11時から行われ、開幕戦は午後1時から土居・西条農の連合チームと大洲の対戦となった。決勝は7

【春季東京都大会総括】日大三、二松学舎大附など強豪校がノーシードの波乱! 新基準バットでも9本塁打の帝京が驚異の打力で王者に
2024.05.14

【春季東京都大会総括】日大三、二松学舎大附など強豪校がノーシードの波乱! 新基準バットでも9本塁打の帝京が驚異の打力で王者に