【甲子園】19試合目での大会1号は史上最遅 木製バット時代1960年の17試合目を更新

AI要約

東海大相模の柴田選手が今大会19試合目で初の本塁打を記録

低反発バットの影響で本塁打数が少なかったが、柴田選手が念願の1本を放つ

柴田選手の本塁打は新基準バットが導入された春の大会以来のもので、左打者含む4本目

【甲子園】19試合目での大会1号は史上最遅 木製バット時代1960年の17試合目を更新

<全国高校野球選手権:東海大相模4-0富山商>◇2回戦◇12日◇甲子園

 東海大相模・柴田元気内野手(2年)が今大会19試合目にして、初の本塁打を放った。 「8番二塁」でスタメン出場し、8回の第4打席、富山商・森から右翼席へ放り込んだ。 新基準のいわゆる「低反発バット」が今春に採用され、センバツ高校野球ではサク越え本塁打が3本。今大会もなかなか本塁打が出なかったが、ようやく1本出た。

 ◆大会1号 東海大相模・柴田元気が今大会初本塁打。開幕から19試合目の大会1号は、木製バットを使用していた60年の17試合目(北海・高屋敷日出夫=対出水商)を更新する最も遅い記録となった(本塁打なしは10大会ある)。新基準バットが採用された今春のセンバツではモイセエフ・ニキータ(豊川=対阿南光)、正林輝大(神村学園=対作新学院)、境亮陽(大阪桐蔭=対神村学園)の3本しか出ず、境はランニング本塁打。柴田を含め、春からの4本は全員左打者。