甲子園Vの青学大・中西が初完投で胴上げ投手 「キャプテンの一発で目が覚めました」逆転後は勢い増し、逃げ切る【東都大学野球】

AI要約

青学大が中大に3−1で逆転勝ちし、春季リーグ戦優勝を決めた。

佐々木泰内野手が逆転3ランを放ち、中西聖輝投手が初完投を達成。

全日本大学選手権への出場が決定し、4冠に挑戦する青学大の意気込み。

甲子園Vの青学大・中西が初完投で胴上げ投手 「キャプテンの一発で目が覚めました」逆転後は勢い増し、逃げ切る【東都大学野球】

◇29日 東都大学野球春季リーグ戦 青学大3―1中大(神宮)

 昨春の全日本大学選手権で優勝した青学大が中大に3―1で逆転勝ちして、3季連続15度目の優勝を決めた。打率1割台に苦しんでいた主将の佐々木泰内野手(4年・県岐阜商)が4回に決勝の逆転3ランを放ち、中西聖輝投手(3年・智弁和歌山)は1失点でリーグ戦初完投した。青学大は6月10日に開幕する全日本大学選手権への出場が決定。昨秋の明治神宮大会で準優勝に終わって逃した4冠に再挑戦する。

 優勝投手となった中西は「緊張で体が思うように動かない立ち上がりだったが、キャプテンの一発で目が覚めました」。逆転してもらった直後の4回からは勢いのある投球で2安打に抑えた。夏の甲子園で優勝し期待されて入学したが、今春が本格デビューで2勝目。「安藤監督やコーチを信頼して、いらないプライドや反骨心は捨てて、人間的にも成長できて結果もついてきました」と強調した。