西武・外崎修汰、執念の逆転2点打「勝ちたいという気持ちを持って毎日戦っていた」

AI要約

西武が逆転勝利し、今季ワーストの連敗を8で止めた。外崎選手の逆転2点打が決勝点となった。

打線が奮起し、2死満塁から粘り強く得点を重ねた。選手会長外崎のリーダーシップも光った。

開幕から苦しい状況が続く西武だが、外崎選手は連勝を誓い、チームの逆襲を期待している。

西武・外崎修汰、執念の逆転2点打「勝ちたいという気持ちを持って毎日戦っていた」

(パ・リーグ、西武6-5オリックス、8回戦、4勝4敗、25日、ベルーナD)長いトンネルから抜け出した。西武が逆転勝ちし、今季ワーストの連敗を8で止めた。2―5の七回に単打6本の集中打で一挙4点。2死満塁から選手会長の外崎修汰内野手(31)が執念の逆転2点打を放った。

「勝ちたいという気持ちを持って毎日戦っていたが、なかなか結果に結びつかなかった。本当に勝ててよかった」

フルカウントからのカットボールを捉えて左前に運ぶと、塁上で喜びを噛み締めるようにガッツポーズを作った。七回に打線が奮起。先頭・蛭間から4連打を放ち、平沼の適時打と代打・佐藤龍の犠飛で1点差に。得点はいずれも2ストライク後からと粘り強さが光った。

この日の試合前、今季から選手会長を務める外崎、主将の源田らの提案で急遽(きゅうきょ)、野手だけのミーティングを開催した。「同じ方向を向いて」と呼び掛けた外崎は「個人個人にも響いたと思うし、チームがまとまった雰囲気があった」と実感。松井監督は「チームプレーですね。(選手の)何とかしようという気持ちを非常に感じた」と12日の楽天戦(ベルーナ)以来となる勝利のハイタッチで満面の笑みを浮かべた。

開幕から苦しい状況が続き借金16で最下位に低迷するが、シーズンはまだ99試合を残す。外崎は「この勝利がチームにとっていいきっかけになってくる。1試合で終わらずに連勝できるように頑張っていきたい」と逆襲を誓った。(石井孝尚)